恋愛・結婚

15年ぶりにレスを解消した夫婦。きっかけは?

コロナ禍で心の距離が縮まり肩もみから8年ぶりのSEX

セックスレス 次に、妻側のケースを見てみよう。  柴崎由佳さん(仮名・39歳)は、仕事を通じて知り合った夫と同棲3年を経て結婚。生涯現役を豪語していたが、8年前に出産をきっかけに急激に性欲がなくなり、レスになった。 「性には積極的だった私が、こんなにも激変するなんて……と、自分でも信じられませんでした。初めての育児で気を張っている私に手を出そうとしてくる夫の無理解にも嫌悪感がありましたね」  そこから8年間、完全なレスに。 「ただ、その間もずっと夫からのアプローチはあった。私もずっとこのままでいるのはお互い酷だよなと思ってはいたんです」

「人間として彼のことが好きだなと再確認できた」

 そんな折にコロナ禍となり、夫も自宅での仕事が増えていく。 「一緒に過ごす時間が増えて、やっぱり私は人間として彼のことが好きだなと再確認できた。そして、『2人目どうする?』と話ができるまでになったんです」  2021年1月、ついにその日がきた。 「お風呂上がりに夫に肩をもんでもらっていたら、手が胸のほうに伸びてきた。『もう退役されたのでは? 戦線復帰するつもりあったの?』とからかったら、『今日はそういう気分なんだよ。ダメ?』と聞かれて。お互い途中で笑いそうになりながらもなんとか完遂。  昔みたいな興奮はないけど、じゃれ合いの延長で終始和みムード。こんなのもありかなって」  レスの間も性の話題をタブー化せず、夫のしたいアピールに冗談で返せる関係だったのが大きなポイントだったと由佳さんは語る。 「SEXするようになって夫の顔が嬉しそうだし、自分も自信をもらいました」  由佳さん夫婦に2人目が誕生するのも遠い話ではなさそうだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部> 【続々更新中!】⇒会員限定Special記事一覧はコチラ!
1
2
おすすめ記事