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CDではなく“カセットテープ”でデビュー。女子大生シンガーの昭和愛

60~70年代ファッションにハマったことがきっかけで、昭和フリークに

ファッション

60~80年代を意識したファッション。画像は、アマイワナさん(@amaiwana_JP)のTwitterより

 では、昭和カルチャーを愛するアーティスト・アマイワナとして活動するうえで、お手本にしている存在はいるのだろうか。 「例えばTwiggy(ツイッギー/イギリスの女優・モデル)。彼女の60~70年代のファッションに憧れて、そこから昭和の小説や映画、雑誌に触れたことでどんどん昭和カルチャーに夢中になりました。  音楽にハマる入り口となったのは、小学生の頃に出会ったフジファブリックやandymori、くるり、The SALOVERSなどで、昭和の音楽を好きになったのは昭和ファッションに影響を受けてからなんです」  それからはどういった音楽に影響を受けたのだろうか。 「Plastics(プラスチックス)やP-MODEL(ピー・モデル)といったニューウェーブ/テクノ、ピチカート・ファイヴなどの渋谷系と呼ばれる音楽、さらに中森明菜さんやチェッカーズといった80年代アイドルも好きになりました。  EP『恋せよ惑星』は渋谷系やテクノがベースになっていますが、時代も場所も限定しないような、聞く人によってさまざまな想像ができるような世界観の曲をたくさん作りました。一つの音楽性にとらわれることなく、そのときどきで作りたい曲を今後も作っていきたいです」

音楽も映像も自分で作る

 その曲作り自体はアナログだけではなくデジタルも駆使しているようだ。 「もともとアコギ(アコースティックギター)の弾き語りから音楽活動を始めましたが、音楽も映像も全て自分で作っているので、MacBookを買ってからはできることが増えて、音楽的な可能性が広がりました。発信も手軽にできるし便利なので、デジタルコンテンツはないと困るくらいです」  そうしたデジタルネイティブな世代のアマイワナさんだからこそ、リスナーには色んな聴き方をしてもらいたいと話す。 「サブスクやYouTubeを使って私の音楽を聴いてもらってもうれしいですし、カセットやレコードを懐かしいなと思って手にしてもらえても嬉しいです。取っ掛かりはなんであれ、幅広い世代の方に知ってもらって、興味を持ってもらいたいなと思ってます」  レトロでアナログな文化を愛しながらもデジタルも積極的に利用する次世代シンガーソングライター・アマイワナ。今後、時代の架け橋となるか注目したい。<取材・文/二階堂銀河(A4studio)>
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