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現役東大生が驚愕した「頭が柔らかくなるゲーム」傑作2タイトル

〇ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 まず、紹介するのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。本作は謎解きが中心の「ゼルダの伝説」シリーズでありながら、自力で武器や防具を確保したり、食材を調理したりと、サバイバル要素が強いのが特徴です。  従来の「ゼルダ」シリーズであれば、基本的にストレートは一本道で進んでいき、その進捗度合いに応じて、主人公リンクの装備が増えていくというパターンが通例でした。  たとえば、最初は剣と盾しかもっておらず、最初のダンジョンでブーメランを解放し、次のダンジョンでフックロープを解放し、その次ではバクダンを……といった具合で、攻略を進めるほどにできることが増えていくワクワク感が楽しいシリーズです。  一方、この「ブレス オブ ザ ワイルド」では、物語のプロローグの時点で、謎解きに使うためのさまざまなアイテムをすべて回収してしまいます。  そして、そのアイテムを回収したあとのストーリーは決められておらず、どの地方の何から手を付けても、まったく問題がないという構成になっているのです。  このゲームの面白いところは各地に点在するダンジョンの攻略にあります。それぞれのダンジョンにはテーマがあり、うまく道具を組み合わせれば例外なく理詰めで解けるパズルのようになっています。  しかし、このゲームではパズルの解き方が規定されていません。つまり、ここでは「Aというアイテムを使って突破するであろう仕掛け」を「BやCといった別のアイテムの組み合わせによって無理やり突破」しても、何事もなかったかのように物語が進行するのです。

発想力を問われる「スピード勝負」

 この作品は「RTA」(リアルタイムアタック)という競技が非常に盛んです。  RTAとは「対象となるゲームをいかに早くゲームをクリアすることができるか」というクリアスピードを競うもので、特にここ数年は世界レベルで盛り上がりをみせています。  このゲームの上位ランカーのプレイングを見てみると「なるほど、そうきたか!」と思わされるような、トリッキーすぎる解き方をして、「パズル」を突破している様子が見て取れます。  もちろんアクション要素についても非常に面白いのですが、ルールに縛られず柔軟に発想することができれば、プレイヤーの数だけ答えが存在しているとてもユニークなパズルゲームなのです。  頭の体操にぜひいかがでしょうか?
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自由な発想が身につくパズルゲーム
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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