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「自分の心に素直に」って、本当にいいことなんですかねぇ?

ひろゆき

写真はイメージです

「自分の心に素直に」って間違っているんじゃないのか?

 今回はちょっと理解されづらい話をします。  それは、「自分の心に素直に」とか「自分の感情を大事に」みたいなことが言われたりしますが、それは間違っているんじゃないのか?という話です。  動物は食欲や睡眠欲や性欲やらの本能の赴くままに行動していたりします。もちろん人間には理性や自制心がありますが、とはいえ動物なので本能もあります。  なので、例えば「痩せたい」と言っている人でも「おいしいものが食べたい」という本能に負けて食べ続けてしまう人がいますよね。これは「痩せたい」という本人の意思よりも食欲のほうが強いからですね。  他にも「一目惚れ」という言葉がありますが、ほぼ全ての動物は友達からスタートとかではなく一目惚れでパートナーを見つけますから、一目惚れする人も本能に従っているわけですね。

本当の意味での自分の意思とは

 というわけで、「自分の心に素直に従う」というのは、実は本能に動かされているだけだと思うし、本当の意味での自分の意思というのは、「本能から来る欲望を無視して、他のことを優先できるのか?」ということだと僕は考えているわけです。  いくらお腹がすいていたとしても、八百屋の店先に並んでいる果物をイキナリ食べないように、人間はある程度本能を抑制する方法を知っている動物です。店先の果物を食べたいと思ってもいきなり口に入れるのではなく、レジでお会計をするという手順を守ります。  そういう我慢できる能力を本来は持っているのに、「自分の心に素直に」とか「自分の感情を大事に」という言葉を都合よく理解して、本能の赴くままの行動を正当化しようとする大人も多いです。そういう人を見ていると動物から人間に成りきれていないんだなぁ……と思ってしまいますよね。  子供は理性がなく本能に従って行動するので、何かを欲しいと思ったときに、「それは自分自身の考えで欲しいのか? 本能に動かされて欲しいと思っているのか?」を考えないですし。
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「なぜそう思うのか?」を言語化して文章にさせる訓練をしてみる
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