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東大生が考える「天才と凡人の違い」と、その差を効率的に埋める方法

授業も教科書も要点だけをまとてみると…

授業 この能力は学校の勉強でも生かせます。  教科書や学校の授業というものは、一コマの授業において学ぶべき重要なポイントだけを抽出すれば、A4サイズの用紙に1枚で収まってしまうと僕は考えています。  ですが、要点だけをそのまま言われてしまっては、わかるものもわかりません。なので、具体例をいれたり、練習問題を配置したりして、ステップを踏み、段階的に理解していけるように工夫されているのです。  しかし、情報処理がうまければ、そうしたステップは必要としません。

重要な部分が理解できる効率は一気に上がる

 教科書や話の内容の要点だけを抽出して、それでわかるのであれば、重要な部分だけ集中しておいて、あとは話半分でカットしてしまえばよいのです。  だからこそ、天才たちは神がかり的な速度で勉強し続け、知識を積み重ねることができていると思います。  それでは、天才たちが自然とやっている高度な情報処理を、凡人でも努力で身につけることは可能なのでしょうか。  僕は情報の整理がとても苦手で、勉強するうえでも苦労した覚えがあります。ノート術などの情報整理について書いた本や教えなどはありましたが、どれも僕にはまったく合わなかったのです。  ですが、そんな僕でも見習うことのできそうな方法が一冊の本にまとめられていました。
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天才の情報処理を学ぶには?
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