ライフ

東大生が考える「天才と凡人の違い」と、その差を効率的に埋める方法

「ノートの取り方」は意外に難しくない

ノート「東大生のノート」といわれると、とても難解な書き方を想像されるかもしれませんが、実際はまったくの逆です。  むしろ頭がいい人のとったノートほど簡単かつシンプルに書いてあるのです。  たとえば、「情報をわかりやすく管理できない人」向けの「軸ノート」では、重要度などテーマに沿って軸を作るだけとなっています。  たったこれだけの工夫ではありますが、話を聞いているときに重要だと思ったことと重要でないと思ったこととを一目瞭然な形で仕分けることができます。

自分を知るためにもノートは使える

 また、情報整理だけでなく、自己分析などについても、ノート術は役に立ちます。  たとえば、「頑張ってもなかなか結果につながらない人」向けの「主観客観マトリクスノート」では、一見して自分についての情報を客観的に仕分けることができます。  自分の得意不得意を知りたい場合、縦軸に「できる」と「できない」を、横軸に「得意」と「苦手」を配置してマトリクスを作成します。  すると、「得意でできること」「得意だけどできないこと」「不得意だけどできること」「不得意でできないこと」の4つに分けられます。
次のページ
ノートで自己分析することの有効性
1
2
3
4
5
6
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

東大式節約勉強法東大式節約勉強法

目標達成のための最短ルート、最小コストの具体的な方法が満載


人生を切りひらく 最高の自宅勉強法人生を切りひらく 最高の自宅勉強法

週3バイトしながら東大に合格した著者が明かす「最高の勉強法」


東大合格はいくらで買えるか? (星海社 e-SHINSHO)東大合格はいくらで買えるか?

東大生100人調査でわかった教育投資の正解 (星海社 e-SHINSHO)


記事一覧へ
おすすめ記事