仕事

サラリーマンはいつ会社を見限る?2位「『ジョブ型』とか言い始めたとき」

出世競争から降りるのも一つの手

5位 社長や幹部に意見できる人がいないとき(246人) 「幹部層がオーナー社長のイエスマンでは、トップが死ぬまで何も変わらない。平社員には鉄の扉です」(曽和氏) 4位 生活レベルがまったく上がらないとき(277人) 「税金が上がる一方で昇給が望めないと生活レベルの維持どころか、老後資金もままなりません」(曽和氏) 3位 ハラスメントを受けているとき(290人) 「パワハラ体質の会社は見限るべき、マネジメントの稚拙さを現場に押し付ける気質に問題ありです」(安達氏) 2位 「ジョブ型」とか言い始めたとき(328人) 「成果主義を謳いながら、実際は中高年の処遇を下げる狙いが透けて見える場合、危険な兆候です」(小林氏) 1位 報酬が上がらなくなったとき(371人) 「出世競争から降りて、共働きでワークライフバランス重視の生き方も立派な人生戦略です」(曽和氏)
会社の辞めどき

小林祐児氏

【パーソル総合研究所上席主任研究員 小林祐児氏】 NHK放送文化研究所やマーケティングリサーチ・ファームを経て現職。近著に『働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは』(共著/KADOKAWA)など
会社の辞めどき

曽和利光氏

【組織人事コンサルタント 曽和利光氏】 人材研究所代表取締役社長。リクルート、ライフネット生命、オープンハウスなどの人事部を経験後、独立。近著に『コミュ障のための面接戦略』(星海社新書)など多数
会社の辞めどき

安達裕哉氏

【コンサルタント 安達裕哉氏】 デロイトでコンサルティングに従事後、オウンドメディア支援を行うティネクトを設立。近著に『人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門』(河出書房新社)など <取材・文/週刊SPA!編集部 アンケート協力/パイルアップ>
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