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8月20日「富士山噴火説」。的中率9割の予言書が明示する恐怖に抗う術は

停電・断水のおそれも

富士山大噴火

写真はイメージです

 市民生活を支える多くのサービスも機能停止に陥る。 「今は常に電気に依存している社会。多量の降灰があると火力発電所のタービンが傷むため操業に支障が生じ、停電が起きます。医療現場、福祉施設、通信施設、商業施設など、ありとあらゆる場面で不便が生じるでしょう」  移動もできない、そもそも行き先もないという状態では、家にいるしかないが、環境は最悪だ。 「もし8月に停電したら扇風機やエアコンなども使えません。水も止まります。降灰のレベルが浄水場の処理能力を超えてしまったら、それこそ断水にもなる。最悪の場合、交通障害により頼みの綱の給水車すら頼れなくなるかもしれません」

降灰で建物が倒壊する?

 さらに、降灰による建物倒壊の危険もあるというから、まさに泣きっ面に蜂だ。 「灰は重量があるので、少ない量でも、屋根がつぶれる可能性があります。雪のように自然には解けず、雨が降れば水を吸い、何倍もの重さになります。しかも雨で流れた灰は、下水道に流れ込んでパイプを詰まらせてしまいます。うっかりトイレを流すと逆流することも……」  巷は恐るべきパニックとなりそう。“Xデー”は近い!? 【危機管理アドバイザー・国崎信江氏】 危機管理教育研究所代表。国や自治体の防災関連の委員を歴任。主な著書に『サバイバルブック 大地震発生その時どうする?』など
国崎信江

国崎信江氏

<取材・文/沼澤典史・松嶋千春(清談社)> ※週刊SPA!7月13日発売号の特集「[8月富士山大噴火]に備えよ」より
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週刊SPA!7/20・27合併号(7/13発売)

表紙の人/ 玉城ティナ

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