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「8月20日富士山噴火説」に備える人々。独自の対策マニュアル作成も家族の反応は

対策に取り組み始めたきっかけ

富士山噴火

金子氏がすぐに買ったのがN95規格マスクと空調設備を守る用の「中性能フィルター」。独自の対策マニュアルも作成

 使命感あふれるプロの表情で語る金子氏。N95規格マスクと空調設備を守る用の「中性能フィルター」を購入、独自の対策マニュアルも作成。だが、本気で富士山の噴火対策に取り組み始めたのは、ほんの最近のことだという。 「今年6月、ネットで『8月20日富士山噴火説』を知ったのがきっかけです。自分でも詳しく調べ始め、これはもう本当に危ないなという結論に達しました。私の説明を聞いたいくつかの取引先は、防じんマスクとゴグルを数十セット購入していますし、私の部署の部下たちにも浸透しています。なかには『8月20日はクライアントさんの現場近くで待機します』と申し出てくれる部下もいます」

一方家族の反応は?

 一方、金子氏の周囲の熱量に比して、家族は冷淡そのもの。 「私が客先を駆け回っている間の留守を預かる妻が、噴火を信じておらず、『こんなに備蓄を買っても無駄だ』と非協力的なんです」  近しい人とは、ぜひとも危機意識を共有しておきたいところだ。 【関連記事】⇒8月20日「富士山噴火説」。的中率9割の予言書が明示する恐怖に抗う術は 取材・文/山田剛志(清談社) ※週刊SPA!8月17日発売号の特集「[8月富士山大噴火]サバイバル術」より
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週刊SPA!8/24号(8/17発売)

表紙の人/ 上白石萌歌

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