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100万円以下で買える「コスパ最強中古車」8選。値上がりしても不思議じゃない

⑤三菱デリカD:5 8万km台が、約40万円で購入可能

三菱デリカD:5 ここで、なんと現行モデルが登場。マイナーチェンジ前の初期型D:5は、なんと8万km台が約40万円で手に入るわけですから、驚くほどのバーゲン価格だといえます。  デリカは、オフロード性能が高いミニバンとして名高く、特に先代のスペースギアは二代目パジェロのプラットフォームを使ってミニバン化したという内容でした。ただ、先代デリカは輸出されていたり、韓国の現代自動車へ事実上のOEMを行っていたりしたため、日本国内向けのレアカーという観点では現行のD:5に軍配が上がるでしょう。 “世界視点でレアカー”という観点よりも、「両側スライドドアのミニバンが40万円台」という内容が「びっくり」と感じられる1台ですが、オフロード性能が高いなど独特の魅力を兼ね備えているため、とても良い選択だと思います。

⑥日産セドリック/グロリア エクストロイドCVT搭載車 グロリア:6万km台が、総額約50万円で購入可能

日産セドリック/グロリア-エクストロイドCVT搭載車 セドリックとグロリアは、クラウン同様日本国内向けという印象ですが、実は積極的に輸出されており、初代セドリックから430までは海外ではダットサン220Cといった名前で販売されていました。ただ、Y30からは日本国内専用色が強くなります。セダンは、香港のタクシーに採用されているといったことがありますが、ハードトップは日本専用だといって差し支えないでしょう。そんな中でも、特にレアポイントが高いのが、Y34型のエクストロイドCVT搭載モデル。と思ったら、Y34は後期型グロリアが海外でインフィニティM45として輸出されていたのを忘れていました。ただ、デビュー当初は国内向けだったこと、海外版はインパネがシーマと同じデザインとなっていること、また、エクストロイドCVT搭載車は国内専用であることなどから、今回は国内向け車種枠で選出したいと思います。  エクストロイドCVTは、高出力エンジンに対応したCVTで、「自動車技術330選」にも選ばれているモノなのですが、Y34の最上級グレードとスカイライン350GT-8だけに採用された後消えてしまいました。  このCVT搭載車は、セドリックでは、VIP-Z、グロリアではアルティマZとなっています。レア機構を備え、なおかつ最上級グレードであるため、数は少ない傾向ですが、現在は6台が売り出されている状況です。エクストロイドCVTは、壊れると高いといわれていますが、それでも今の売出し数を考慮すると、それなりに残存率が高いといえるため、「ものすごく壊れやすい」というわけではなさそうだと推測できます。
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40万円台で買えるスカイラインのワゴン版
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