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卓球・平野美宇の睡眠を指導、日本唯一“スリープトレーナー”になるまで

スポーツ競技や体格の違いなどを考慮し、最適な睡眠を提案

 現在、ヒラノさんは「スポーツ×睡眠」が当たり前となる社会を目指し、数多くのアスリートの睡眠指導を行なっている。基本的にはアスリート個人との契約だが、将来的にはチーム単位での契約も視野に日々尽力しているという。  スポーツ競技や体格によって睡眠のとり方や寝具の選び方は異なってくるわけだが、どのようなアドバイスを心がけているのか。 「前提として、アスリートと一般の方との睡眠のマネジメント方法は違うわけですが、プロ野球のピッチャーを例に挙げると、『先発か中継ぎか』でぜんぜん睡眠習慣が違うんですね。先発投手であれば、週1回の登板が主なので割とスケジュール管理がしやすい一方、中継ぎ投手は毎日ベンチ入りするので夜が遅くなります。  また、ナイター翌日のデイゲームは『疲労で寝付けない』などの相談も受けるので、短時間でも『交感神経の働きを抑えて、寝やすくするか』を考えながらアドバイスさせていただいていますね。遠征や練習時間、体格や筋肉のつき方など、アスリートそれぞれで全く異なるので、いかに寄り添えるかを意識しながら接することを心がけています」

卓球の平野美宇選手は寝室環境を一から見直した

ヒラノマリさん(左)と平野美宇選手(右)

スリープトレーナーのヒラノマリさん(左)と平野美宇選手(右)

 東京五輪銀メダルの平野美宇選手に関しては、「寝具の見直しから一緒にやらせていただいた」とし、次のような睡眠指導を行なったという。 「平野選手は腰痛に悩んでいたので、寝室環境を整えることから始めました。一緒に寝具のショールームへ行き、ベットフレームからシーツ、枕に至るまでトータルコーディネートをさせていただきました。素材や寝具の色などにもこだわり、よく寝れる環境を整えていったんです。  また、卓球は他の競技と比べて夜遅くまで練習をやっているので、疲労を溜めず、パフォーマンスアップに繋げるスリープトレーニング(通称:スリトレ)も、簡単にかつ効率的に実践でき、リラックス効果に繋がるやり方を提案しました。結果として、成果に結びついたのはとても嬉しかったですし、何よりスリープトレーナーのやりがいを一番に感じましたね」
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午前中のリズム運動が朝の目覚めを快適に
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