恋愛・結婚

「子供が独立したら一緒にいる意味ない」家庭崩壊も離婚に踏み出せない“ゾンビ夫婦”たち

共働きなのに育児は女性負担。なんで?

 ③は女性視点のものだが、心当たりのある男性も多いだろう。 「共働きであっても、家事・育児の負担が女性に偏っている家庭は多い。『OECD加盟国の男女別生活時間』を見ると、日本人男性の『無償労働(家事・育児・介護など)』は明らかに低い。 ゾンビ夫婦 家事や育児に参加する男性も増えていますが女性の考える水準に達せず、かえって関係悪化の要因になっているケースも多々見られます。とはいえ、互いに貴重な家事・育児資源でもあるため、離婚が難しいというわけです」(中野氏)  しかし、家庭崩壊しながらも同じ家に暮らすゾンビ夫婦の生活は離婚よりも過酷だ。

ゾンビ夫婦を生む3つの要因

①共働きの増加 共働き世帯と専業主婦世帯は’97年に完全に逆転。以降は共働き世帯が増加しているが、出産育児に伴う休暇などによる男女の賃金・キャリア格差はいまだ大きな課題となっている ②所得の低下 過去20年でG7各国の平均賃金が上昇するなか、日本とイタリアのみ下方傾向にある。他国が経済成長とともに物価を高騰させていけば、日本人の生活はさらに苦しくなっていく ③家事負担の不公平 無償労働は育児・家事・介護などを指す。日本は男性の無償労働の平均時間が週41時間とダントツの低さ。また、有償労働との合計が493時間と長時間労働の傾向も見て取れる
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共働きで疲弊する夫婦たち。離婚を夢想する日々
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表紙の人/ 杉本哲太

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