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選挙で自分の一票を有効に使わねば、何をされるかわからない/倉山満

小選挙区と比例で別々の政党に投票する

 では、どこに希望があるのか。まさに、今の選挙制度にこそ、ある。衆議院は小選挙区比例代表並立制である。基本は1つの選挙区から1人が当選する小選挙区制である。これは二大政党に有利となる。一方、比例代表制では第三党以下の政党にも当選の余地がある。  通常、何も考えない有権者は、小選挙区で投票した候補と同じ政党に、比例でも投票する。二大政党は、このように「何も考えない有権者」に支えられている。  だが、有権者が自分で政治を考え、小選挙区と比例で別々の政党に投票したらどうだろうか。どの政党も、有権者の説得に必死になる。

維新や国民民主党は政策的には二大政党よりマトモ

 ある選挙区では、自民(あるいは立民)の候補者が立派なので、その人物に投票したとする。自民にもマトモな人もいるし、立民にも何かの間違いで在籍している真人間が一定数いる。自分の選挙区の立民(あるいは自民)の人が比例復活でしか当選できないなら比例もその党に入れた方が良い。小選挙区で負けても比例で復活できる制度があるので、票は有効に使った方がいい。だが、そうでないなら第三勢力に投票してみてはどうか。  二大政党の壁に阻まれて伸び悩んでいるが、日本維新の会や国民民主党は政策的には二大政党よりはるかにマトモだ。  維新は30議席を超える勢いだと言うし、国民も現職は全員当選もうかがえる。何より両党は参議院で一定の勢力を持つ。  いずれにせよ、政治に諦めを持つより、何をすれば政治を流動化させられるかで投票を決めては如何か。
皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

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通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。

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