恋愛・結婚

ケンカをした夫婦の「仲直りセックス」がもたらす禍根とは

 

拒否すると「不倫しているんだろう」「風俗に行ってやるぞ」

 先日、ツイッターで下記の投稿をしたところ、男女問わず多くの反響がありました。 === 「セックスをしたということは仲直りしたということだ」から、 「なし崩し的に日常に戻るためにセックスをする」という動機が生じ、 ゆえに「関係が悪化したのに謝るわけでもなくセックスを迫って」きて、 断れば「浮気か! 不倫か!風俗に行くぞ!(仲直りしない気か)」と責める加害者は多い。 ===  多くのカップルが、同じ悩みを抱えていることが窺い知れました。今回はこの投稿からのフィードバックをもとに語っていこうと思います。  何かトラブルがあって不穏な空気が流れる夜、お互い何となく気まずく会話もろくにしないまま布団に入ると、何か謝ったり、空気を和ませるような会話をすることもないまま、セックスを迫られます。  当然、被害者からすればそんな雰囲気でもなければ気分でもないので断ろうとするのですが、強く抵抗すると「不倫してるんだろう!」とか「おまえがやらせないなら風俗に行くぞ!」などと責め、更にはそこから長時間に渡る説教に至るケースまであります。  こんなことが何度か続けば、喧嘩の後に迫られるセックスを断るのも億劫になってきます。面倒なのでいっそ早く終わってほしい……。無抵抗に受け入れた方が楽なのです。

謝罪も反省も必要を感じなくなる

 そんな被害者の気持ちに寄り添うことはなく、加害者はセックスを終えると、まるで喧嘩や嫌な雰囲気などなかったかのように日常生活を再開するのです。  その変化についていけず辛い表情を続ければまた責められるのですから、無かったことにして被害者も日常を再開せざるを得ません。蒸し返したところでまた面倒なことになるだけです。  加害者からすれば、まさに「仲直りセックス」でしょう。ちょっとくらい変な空気になってもセックスをすれば元通り。謝る必要も反省する必要もなく、日常に戻っていけるのです。  セックスには自分の不快感情を麻痺させる強烈な刺激があります。今回のようなケースだとなんとなく居心地の悪い感じという不快感が、セックスすれば消えるのですから、ますます謝罪も反省もその必要を感じないことでしょう。
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「セックスしているから仲が良い」の嘘
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DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか

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