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韓国に追い抜かれる日本。平均賃金や一人当たり実質GDPも…韓国人の本音は?

「若者の時代」の到来を日本だけが知らない

世界市場を分析するマーケティングアナリスト・原田曜平氏は、カルチャーや経済における日韓逆転について、かねてから指摘してきた人物のひとりだ。 「日本企業の多くは長らく国内市場に目を向け、所得が多い中年以降の世代をターゲットにしてきた。一方、内需が小さい韓国は早くから国外に目を向け、若者世代の需要を取り込むためマーケティングに注力してきた。 そして今、東南アジアや中東、アフリカ、移民が増えている欧州などを含む世界には、『若者の時代』が到来しています。20~30代はネットで同じコンテンツに触れ、国境を越えて消費傾向も似通っている。そこで、韓国企業のプレゼンスが高まっているというのが実情。韓国企業の狙い通りかどうかは別として、日本企業としては分析の正しさは理解すべきです」

韓国カルチャーに憧れる日本の若者

日本では、世界のエンタメ市場は規模が大きくない、という“慰めの分析”が一部専門家から聞こえてくるが、日本の若者だけが現実を知っているようだ。 「カルチャーにしても、韓国の40代以下の人は日本に文化的憧れがなく、反対に日本の20~30代の若者は韓国カルチャーを最も身近に感じているのが現状です。日本に残された道は、事実を直視して認めるか、もしくは『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の幻想とともに衰退し続けるかのどちらかです」 経済逆転から「若者軽視」「過去の栄光に囚われた思考」「内向きマーケティング」など、日本経済の病巣が透けて見える。 【原田曜平氏】 ’77年生まれ。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーなどを経て、マーケティングアナリストとして活躍。著書に『ヤンキー経済』『新・オタク経済』『Z世代』など 取材・文・撮影/Chong Ryu(韓国) 河 鐘基
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