仕事

「会社員としての負けは、人生の負けじゃない」サラリーマンって実はオイシイ

「副業力」には根気が必要。我慢して続けるべし!

捨てられる会社員の特徴

サラタメ氏は「仕事術」と「転職術」の2つからなる「リーマン力」と、スモールビジネスで稼ぐ「副業力」、稼いだ資産を守る「マネー力」を順番通りにすべて身につけることが大事だと説く

「人生100年時代」を生きていかなければならない一方で、ビジネスの世界は加速度的な変化を続けている。大きな成功も失敗もしていないモブ社員は、その“うまみ”を最大限享受するために、置かれた現状をしっかりと把握して身の振り方を考えたいところだ。会社の寿命が徐々に短くなっている中、一度負けたモブ社員でも「逆転」は叶えられるのだろうか。 「結論から言うと、出世一本足打法しか許されなかった時代より、何歳からでも逆転は可能です。その代わりに、求められるのが『副業力(=スモールビジネスを切り盛りする力)』です。私の場合はYouTubeが成功しましたが、自分がやれそうなこと、得意なことなどを見つけて、週15時間、それに2年間コミットしていけばモノになるかなと思います。副業からの収入は、長い間ずっと地を這っているかと思いきや、あるタイミングを境に爆発的な伸びを見せるもの。根気が必要だと理解していてください」

最終目標は?

 ただ、どのくらいの収入を最終目標にしているかによって、動き方も異なってくる。 「例えば、年収800万円程度欲しいのであれば、必ずしも『副業力』を鍛える必要はありません。『リーマン力』を高めて、どこに行っても使える再現性の高い人材になるように、ベースの筋力をつけておくだけで十分です。具体的に言うと、取引先を含め周囲の人から『デキる』と思われる“仕事術”と、会社を戦略的に選べる“転職術”、2つの要素で成り立つものです。  さらに年収1200万円以上は欲しいというのであれば、30代後半で出世街道に乗っていないと残念ながら実現はほぼ不可能。だからこそ、自ら進んで窓際族になって、スモールビジネスをメインにできるほど『副業力』に“全振り”していかなければなりません。ただ、これは茨の道になります」
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“野心低め”な人は?
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【サラタメ氏プロフィール】 捨てられる会社員の特徴名前の由来でもある「サラリーマンのタメ」というコンセプトのもと、YouTubeでビジネス書を端的にまとめたコンテンツを提供している。社会人としては’12年に上場企業に入社し、2度の転職を経て法人設立。一人でも多く「細く長く楽しく働ける人」を増やすべく「サラタメのホワイト転職(https://salatame.co.jp/tenshoku/)」を運営している
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