お金

ラーメン店、値上げのウラ事情。「特製らーめん」は50円アップで1150円に

11年前の創業時から130円の値上げ

意外な[値上げ現場]の断末魔

開店に向けて仕込み作業を行う男性スタッフ。「現場感が大切なので、値上げは各店舗のスタッフとも必ず相談します」(大輔さん)

 11年前の創業時と、現在の濃厚つけ麺の価格差は130円。一見すると、かなりの値上げだが。 「材料代が1.4倍上昇し、消費税も5%から10%に。これらを加味すると、実は1.12倍と、そこまでの値上げではないんです。ただ物価高が今後も続けば、来年早々にもまた価格を見直さないと」  値上げ後は、店内がギスギスしがちで、それが客に伝染すると、客離れを招きやすい。  だが、ホールに立つ店主の妻・陽子さん(42歳)は「“変なババア”と笑ってもらえるよう、奇抜な装いで超ハイテンションな接客を心がけています」と目を輝かす。一方の大輔さんも「理想のラーメンを追求し、お客様に届けるだけ」と力説する。 「厳選食材から旨みだけを抽出したスープ。お客様がそれを飲み干した後、値段のことなんか忘れて、幸福感に包まれてほしいんです。コスト増による値上げは、品質を保つのに必要だし、それがお客様のためになると信じています」  値上げは、こだわりの一杯を客に届ける最後の防衛手段なのだ。

<値上げの3大要因>

ガス⇒40%UP 鶏肉⇒40%UP 豚肉⇒20%UP 【中川大輔さん&中川陽子さん】 11年前にビルの清掃会社を脱サラし、暖簾を掲げた。「食べた後に、値段のことを忘れて満足感だけが残れば」と中川夫婦は口を揃える 意外な[値上げ現場]の断末魔【麺屋 中川會 錦糸町店】 理想のスープを追求する地元密着型のラーメン店。東京都墨田区江東 営業時間 11:30~15:00、18:00~21:30 無休 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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