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展示作品がしゃべり出す!? 東京国立博物館とリアル脱出ゲームのコラボに潜入してみた

リアル脱出ゲーム開催は東京国立博物館の「新しい一歩」

リアル脱出3

左から加藤隆生氏、秋本帆華氏、銭谷眞美氏。埴輪のキャラクターは東京国立博物館公式キャラクターの「トーハクくん」

 イベント開催を記念して、東京国立博物館長の銭谷眞美氏と株式会社SCRAP代表取締役の加藤隆生氏、スペシャルゲストとして作品のボイスキャストとCMを担当するアイドルグループTEAM SHACHIの秋本帆華氏が登壇。開催記念セレモニーが開かれた。  銭谷氏は、「東京国立博物館創立150年のテーマは、『新しい一歩を、あなたと』。このイベントはまさに『新しい一歩』となるでしょう。このイベントを通じて、若い方のご来館が増えれば」と期待を口にした。  一方、加藤氏は「最初にこのお話を頂いたときの、『国から⁉』という衝撃はいまだに忘れられません」とプレッシャーがあったことを吐露。「だけど、この難しい時期にこんな歴史のある場所で一緒にイベントを作れたことは大変光栄です。自分が動かなければ物語は動かない。ここでしかできない体験をお楽しみください」とあいさつ。  最後に、秋本帆華さんは「ただ訪れるだけでもワクワクする場所で、展示作品の声が聞けるなんてこんなにワクワクすることはないと思います。一人で訪れて黙々と解くもよし、家族や友人、恋人と一緒に協力して脱出を目指すのも楽しいと思います。極上の謎と物語が、東京国立博物館で皆さんをお待ちしています」と笑顔で締めた。  老若男女楽しめる、「東京国立博物館×リアル脱出ゲーム」のコラボ。ぜひ皆さんも体験してみてほしい。 取材・文/桜井カズキ
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