以前、飲食店のホールで働く男性たちを対象に実験を行ったところ、「普通体型の従業員」と「ポッチャリ体型の従業員」で客の注文数を比較すると、客が注文する際にポッチャリ体型の従業員が接客をするほうが注文数が1～2品多いという結果が出たそうです。 　確かに痩せた従業員が注文に来るより、太った従業員がニコニコしながら接客したほうがなんとなくたくさん食べたくなるというか、お腹が空くというのも理解ができます。 　おまけにポッチャリ従業員が料理を運んできた際に「この〇〇は人気があってとてもおいしいんですよ～」なんて言われたら妙に説得力を感じてしまいます。 　まさに「職業、お腹を空かせるデブ」ですよね。 　私の運営するポッチャリ限定のコミュニティサロンには整体師をやられている方がいらっしゃるのですが、以前にその整体院に施術を受けに行ったとのことです。 「毎日、何人もの方たちの施術するなんて大変ですよね、指が壊れそうになるんじゃないですか？」と質問したところ、「指圧は体重がけっこう重要なんですよ。私は体重が重いので体全体を使って押せるので普通体型の方より力を入れなくても十分にツボを押せるんですよ」とのこと。 　確かに頑固な肩こりの人にとって体重50kgの人より100kgの人に押されるほうがこりをほぐせそうですし、もし強すぎれば弱くすることも可能です。 　デブのポテンシャルを最大限に発揮できる職業であることもうなずけます。