こちらもポッチャリ体型であるがゆえの説得力を発揮できる職業ではないでしょうか。 「Mr.Babe」にモデルとして出演されている方や、取材対象のぽっちゃりメンズに話を聞くと「洋服屋さんに服を買いに行った時、接客してくる店員さんのスタイルが良かったり、イケメンだったりするとゆっくり服選びができないと感じる方がいます。 　なぜかその店員さんが「あなたみたいなデブに似合う服はないです」と内心思われてるんだろうなと勝手に思い込み、「いや、大丈夫です」と言って、店から出てしまったりと言った経験をしている方も珍しくありません。 　もちろん店員さんはそんなこと思っていないはずですが、自分が「デブ」であることに引け目を感じている人も一部にはいるため、店員さんがぽっちゃり体型の方だと「自分と同じ体型だからいろいろ相談できるかもしれない」と感じられ、コミニュケーションがしやすくなるのです。 　結果、「お似合いですよ」と言われれば、その言葉を信じて買ってしまうという、まさに「デブの経済効果」が生まれる職業といえるのではないでしょうか。 　そのほかにも「職業、デブ」と胸を張って言える職業はたくさんあると思いますが、デブであればそれでいいわけではないので、あくまでもベースになる仕事に対して努力をおこたってしまえば「ただのデブ」になってしまいますので「プロのデブ」として輝くために日夜努力を忘れないように気を付けましょう。 渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション＆ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X（旧Twitter）：@nori09140914