更新日:2022年08月06日 13:50
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障害者がつくるVRアート「仮想空間では自由になれる」と神足裕司さんも夢中

コラムニスト神足裕司さんも参加

じつは、このプロジェクトにはコラムニストの神足裕司さんも参加している。 2011年9月にくも膜下出血で倒れ、要介護5となった神足さん。数年前からVRに興味を持ち、360度カメラでの撮影に取り組んできた。その熱は冷めるどころか、現在では(無謀にも!?)夫婦共作によるVRアート作品のNFT出品を目指している。
神足裕司さん

神足裕司さん

VRは自由になれる場所

どうして、そこまで夢中になったのか? それは、神足さんにとって、「VRは自由になれる場所」だったから。
神足裕司さん

VRゴーグルをつけた神足さん

「ボクはくも膜下出血の後遺症で、半身麻痺となり寝返りも打てない。もちろん歩くことなんてできなくて、さらに視野が狭かったり、言語や記憶にも障害がある。当然、現実の世界では苦労することも多い。 そんなボクにとってVRを使えば、自由な世界に身を置ける。もちろん今の自分のままでもいい。違う人間になりたければもう一人の自分にもなれる。VRはもう一つの本当の世界。その世界の中で空間に絵を描くという、今まで味わったことのない感覚がボクを惹きつける。ぜひ皆さんにもその世界を味わってもらいたい」(神足さん) <文/鈴木靖子>
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