仕事

起業した女優が知った「メンタルを崩壊させないために絶対にやるべき習慣」

 株式会社踏み台が誕生して約1か月が経過しました。「リアル〜真実を追う180日〜」という番組を通じて、株式会社踏み台を創業した女優・中村祐美子にとってはとても濃い時間になったかと思います。  1か月というと短いような長いようなという絶妙な期間ではありますが、1日でできる仕事量や1時間で片付く作業などを考えると、無意味に過ごすには長すぎる時間です。

「月初はゆっくり、月末は早い」という時間感覚

中村祐美子

中村祐美子

 特に起業したばかりのときは、時間の流れを月初はゆっくり感じるのに月末になると早く感じたりします。もしかしたら何年か経営されている人でも同じ感覚の人がいるかもしれません。  その感覚を逆にするだけで事業が安定したりするので、月初ほど自分自身を急かすほうがいいと僕は考えています。  月末に冷や汗をかく経営者や財務担当者は無数に存在すると思います。思わぬ出費や資金繰りに追われ、メンタルがやられる経験がある方も珍しい話ではないでしょう。そこに追い討ちをかけるように疫病が蔓延し、株安に円安と経済環境は悲惨と感じる気持ちも十分理解できます。  実際、僕が立ち上げに携わり、現在は出資先であるアパレル企画会社の主要取引先が昨年、大型倒産をしました。数か月前まで社長ともお会いしていたので、驚きという言葉じゃ表現できないほどの衝撃がありました。しかし、同時に「現実だな」とも感じました。

改めて実感する「コーチング」の重要性

岡崎智社長

今回の講師は株式会社O.N.E Japanの岡崎智社長

 経営者は孤独と言われますが、経営者だけでなく、何か戦っている人や夢を追っている人のほとんどが孤独を感じる瞬間があるはずです。僕自身も孤独と感じることは今も昔もあります。たまに一人になりたい、けど孤独は嫌だ。人間なんてわがままで、忘却の動物だなと思います(笑)。  でも、話を聞いてくれる人がいるだけで、心が救われるという経験を皆さん一度はしているのではないでしょうか? それをモチベーションに変える仕事を「コーチング」といいます。  というわけで……今回の「リアル」では、そんなコーチングのプロである株式会社O.N.E Japanの岡崎智社長に中村に向けた講義を行ってもらいました。  ついこの前までコーチングの必要性には疑問を抱いていた僕ですが、とある著名ミュージシャンと食事をしている際に「海外のアーティストはマネージャーと同じようにコーチングの人と一緒にいる」という話を聞き、イメージが180度変わりました。
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なぜコーチングがビジネスでも求められるのか?
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