恋愛・結婚

オンラインゲームで不倫相手を探す43歳女性。別室にいる夫は興味ナシ…

交際費は女性持ちでデートを楽しむ

 オンラインゲームで知り合っているために、相手の男性とは住んでいる場所が離れていることも多い。その場合、交通費や宿泊費、何から何まで由紀子さんが負担して会いに行くのだという。 「今どきの男性は駄目ですね。お金を出してまで女遊びをしようっていう気合いみたいなものがないんですから。まぁ、私もお金の出所は夫の給料ですけど(笑)」  それは、由紀子さんが男性から見てお金を出してまで遊びたいと思える相手ではないのでは……という言葉を必死に飲み込んだ。 「意外かもしれないですけど、相手の男性は年下を選んではいますが、ブサメンばっかりです。チビ・デブ・ハゲ、全部揃ってるなんてザラですよ。おまけに、性格も悪いやつばっかり。今から会いに来いとか深夜に突然言われたり、さんざん遊んでおきながら、やっぱり若い子のほうがいいとか言われて捨てられたり……。反対に、いつまでもつきまとってくる相手もいますね。数年前に別れた相手は、いまだにTwitterを監視してきますもん。そいつはとくにクズでした」

好きでもない相手でも“マシ”な理由

 聞いていて頭が痛くなってくるような話だ。そんな“控え目に言ってクズ”のような男性たちばかりでも、由紀子さんが不倫をやめられないのは、いったいなぜなのだろうか。 「やっぱり、女として求められたいからですね。夫とは最近はずっとレス。いくら相手がクズで、その言葉が嘘だとしても、『綺麗だね』『かわいいね』とか言ってホテルで髪を触られるなんてしたら、もう我慢できなくて……。クズなだけに、アレはうまいやつばかりですし(笑)。相手が誰にせよ、私の身体を求めてくれる、私の身体で興奮してくれる、っていうのは、すごくうれしいことなんです」  ならば、夫との身体の関係が復活すれば、由紀子さんは不倫をやめるのだろうか。 「……やめる、と思います。私は夫には関心はないと言いましたが、それは、夫が私に関心がないから、悔しくてそう思い込もうとしているだけなので。私自身は、夫に対する恋愛感情はまだあるんです」  でも、不倫をしていてもそれさえスルーされている以上、今後もその感情は報われそうにもないですからね、と由紀子さんは悲しそうに笑った。  一見、不倫を自由気ままに楽しんでいるように見える女性は、実に悲しい女性だった――。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
―[不倫人妻の現場]―
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