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バーレスク東京の人気ダンサー「過去の自分より成長できればいい」

目の前のイベントに全力投球

――どんな時にやりがいを感じますか? DC SORA ショーでセンターに選ばれた時と、自分に会いに来てくれるお客さんがいた時ですね。「SORAちゃんのファンです!」って会うだけで泣いてくれる女の子もいて、アイドルになった気分になります。 ――同じバーレスク東京のダンサーにライバル心みたいなものはありますか? DC SORA ないですね。もともと人と比べられるのがあまり好きじゃないので、過去の自分よりも成長できたらいいなって気持ちでやっています。性格的にあまり大きい夢を掲げるほうではないんですけど、たとえば前のイベントよりも頑張ってお客さんを呼ぼうとか、そういう目標をモチベーションにしています。

コンテストでは新しい経験を

――「ナイトクイーングランプリ(NIGHT QUEEN GRANDPRIX)」には、どうしてエントリーしようと思ったんですか? DC SORA お店の方から「こういうコンテストがあるけど出てみないか?」と声をかけられたんですが、今お話ししていて分かったと思うんですけど、私は自分に自信がないんですよ。それにステージでMCするのも苦手で、引くぐらい人前ではしゃべれないので、いつも誰かに助けてもらっています。でもバーレスク東京で2年近く働いていて、日々の生活がパターン化しているなと感じる時もあって、何か新しいことに挑戦しようと思ったんです。コンテストにエントリーすることで、仕事に対しても新たな向上心を持って臨んでいけるかなと思って、出場を決意しました。 ――お店の看板を背負うというプレッシャーもあるかと思います。 DC SORA もちろんプレッシャーもありますし、こういうコンテストに参加すること自体が初めてなので不安も大きいです。ただコンテスト期間中に、水商売の基本の接客、ウォーキングやテーブルマナーなどの講座があって、今までバーレスクで経験できなかったことが、たくさん学べるんです。たとえグランプリを獲れなかったとしても、すごく良い経験になっていますし、今は楽しんでグランプリ本番に臨もうと思っています。  DC SORAさんは、10月10日に本戦を迎える「ナイトクイーングランプリ」のガーベラ部門プロフェッショナルクラスにエントリーしている。同イベントは、水商売業界のさまざまな業態で働く女性たちの知られざる魅力・ポテンシャルを表舞台で披露し、“夜の女王日本一”を決めるコンテスト。まだまだ自分に自信がないと謙遜する彼女だが、バーレスク東京で磨き上げたパフォーマンス力と表現力を武器に、存在感を存分に発揮してほしい。 取材・文/猪口貴裕 撮影/星亘 協力/日本水商売協会
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