ライフ

「子供は公園でボールを使うな」“子育てしにくい”日本の空気感は変えられるのか

 

マイノリティも社会を動かせる

   やるべきことは見えてきた。しかし、子育て世帯がマイノリティ化してしまうと、子育て支援の必要性を訴える政治家は生まれにくくなるのではないか。駒崎氏は「高齢者に向けた政策ばかりを打ち出す“シルバー民主主義”はすでに始まっています」と厳しい現状を口にするが、「選挙だけで全てが決まるわけではありません」と語る。   「例えば、LGBTQは当事者が立ち上がり発信を続けた結果、国会でも議論されるようになりました。マイノリティだから注目してもらえない、ということはありません」  

日常生活でもできることはたくさんある

   そして、少子化を脱するための具体的なアクションとして、「SNSなどで発信することもそうですが、やれることは日常生活の中でも多いです。子どもを抱えている人が電車に乗ってきたら席を譲る、電車内で子どもが泣き出した時に子どもに笑いかける、職場で『子どもが熱を出した』という同僚がいた時に『自分がやっておくから大丈夫ですよ』と伝える、といったことでも十分です」と示した。    より子育てがしやすい社会にしていくためにも、今やれることから取り組みたい。 【フローレンスのふるさと納税を活用したクラウドファンディング:#ふるさと納税でこどもを助ける】⇒https://www.furusato-tax.jp/gcf/2055 取材・文/望月悠木
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki
1
2
3
4
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ