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「ゴミ屋敷で親が孤独死」に後悔する子供たち。特殊清掃人が語る壮絶な現場――2022年トップ10

大切な人との繫がりこそ人が生きる糧

 さらに塩田氏は続ける。 「親の気遣いを真に受けて、関わらなくなってしまうことが、一番の後悔に繋がる。遺品整理の現場を見ると、家族からの連絡はどんな形でも、人が生きる糧になると感じますね」  子供に迷惑をかけたくないというのが親心。言葉の裏をくみ取り、いたわることが後悔のない別れのための第一歩だ。

【遺品整理士 塩田卓也氏】

2003年、武蔵シンクタンクを設立し、代表取締役を務める。約10年にわたり、あらゆる現場を担当した特殊清掃のプロフェッショナル <取材・文/週刊SPA!編集部>
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