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一斉摘発で“大量閉店”の人気風俗チェーン、郊外から逆襲「オープン前から行列が」

AKプランニングの新店がオープン

 東京以外の3県(埼玉・千葉・神奈川)で、新店が続々とオープン。なかでも大宮・船橋・川崎のピンサロは、都心からのアクセスが良いこともあり、開店前から行列ができることも。が、以前とはサービスの内容に変化があったと、風俗ライターは指摘する。 「去年の摘発理由が”公然わいせつ”でしたから、店側も細心の注意を払っているのでしょう。半個室でサービスを受けるときも、基本的には制服姿のまま接客してきますし、女の子のハダカを見れる機会はめっきり減りました。以前のような過激なサービスは、かなり少なくなった気がします」  ただ一方で、さすがは大手ピンサログループなだけあって、連日のように賑わっているという。 「土日にもなると、オープン前から並んでいる人も多いですね。特に人気のキャスト(ピンサロ嬢)にもなると、2~3時間ほど待たされることも珍しくありません。コロナ明けということもあり、どの店もかなり繁盛している印象ですね」(同上)

なぜ都内には出店しないのか問題

ちょこらぶ

突然の閉店だった「ちょこらぶ」

 去年の一斉閉店から早3か月。AKプランニングは新店舗のオープンを皮切りに、まさに”再スタート”を切ることになった。しかし店舗一覧に、なぜ都内のピンサロが1軒もないのか? その理由を、前述の社会部記者は分析する。 「グループ側も、再摘発のリスクを恐れているのだろう。そもそもピンサロ自体グレーな業態だし、また都内に出店しようもんなら、警視庁も黙っていない。まずは郊外で様子を見てから、再オープンするタイミングを窺っているのでしょう」  2023年、AKプランニングに未来はあるのか? 警察と業界のいたちごっこは続く。 <取材・文/金田裕一>
ライター。1995年生まれ。月刊誌の編集を経てフリーランスに。主に10~20代に巻き起こっている、アングラムーブメントを探求する記者として活動
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