入社3か月で退職、優秀な新入社員の辞めた理由にア然――大反響トップ10
新入社員が今年もやってきました。そこで日刊SPA!では「すぐ辞めた新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。驚きの行動をとった第8位はこちら!(初公開2020年7月13日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで。記事は取材時の状況)
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新入社員たちも仕事に慣れてきた頃だろうか。一人前の戦力として活躍するべく悪戦苦闘しているはずだが、そんな時期に突然辞めてしまう新入社員もいる。
アメリカのベンチャー企業で海外子会社としての日本法人を立ち上げ、そこの雇われ社長をしていた時の話を聞かせてくれたのは中村祐介さん(仮名・60代)だ。
「10年以上前の話ですが、社長秘書を採用することになり、応募者の面接を開始しました。もちろん、面接は私自身が行いました」(中村さん、以下同)
約1か月かけて何十人の応募者のなかから、最も若い20代前半の大学院新卒の女性を採用した。彼女は入社初日から仕事に対して手慣れた感じでバリバリと仕事をこなす様子だったと話す中村さん。
「若いのに感心したことを覚えています。『良い人が採用できた。私の見る目も確かだな』と自己満足していたのです。私だけではなく、他の社員ともすぐに打ち解けて仲良くなり、ランチタイムには一緒に食事に行く様子も目にしたことがあります。社員たちの彼女に対する評判も上々でした」
出勤態度も良かった。遅刻・欠勤もなく、残業も快く引き受けてくれて頼もしい新人だったようだ。採用して1か月が経った頃、アメリカの本社から日本担当の副社長(※40代前半の既婚男性)が来日することになり、英語が達者で人柄の良い彼女に彼のアテンドと通訳を命じた中村さんだったが、その抜擢がのちに後悔を生むことに……。
「副社長の滞在期間は3週間で、普段のルーティン業務に加えて副社長の面倒を見なければならない状況で大変でしたが、彼女のお蔭で何とか乗り切ることができました」
ところが、副社長が離日した数日後に彼女は突然有給休暇を申請した。しかも1週間だ。
「その理由は『副社長のアテンドで疲れたから少しゆっくりして心身をリフレッシュしたい』とのことでしたので、許可したんです」
入社3か月で退職、頼もしい新人が副社長と不倫関係に…
突然の有給休暇申請!
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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