ライフ

改修費に数千万円も“にわかサウナー”に苦しむ経営者「注意したら逆恨みされて」

ブームの効果で再建成功も…

 コロナ禍で客が激減していた時期にもかかわらず「リニューアルのチャンス」と、こだわりのサウナ室を作ってしまった澤田さん。宣伝は、IT企業に勤めていたときにお世話になっていたブロガーや同僚にも協力してもらったとか。 「東京から車で1時間程度の場所なので、宣伝さえうまく行けば絶対に流行るという確信がありました。結果、仲間の手助けもあって平日でもサウナ目当てのお客さんが来るようになりました。現在では、人数制限や予約制で利用してもらっているほどです。さらにサウナにゆっくり入りたい人が宿泊もしてくれて、おかげさまで過去最高の売上を記録しています」  読みどおり、サウナによって見事に実家の旅館の再建を成功させた。しかし、人気が上がると困った客に遭遇することも増えたとか……。

マナー違反とクレームに悩むように

「お客さんが多くなってからは、宿泊者の方には夕方以降からゆっくり入れるプランを用意しました。日帰りサービスも常連さん向けに残して、主に朝から昼間に使用してもらった。ただ、ネットでうちを知ってくれた若いお客さんと常連客がトラブルになることが増えたんです」  ルールを守らない“にわかサウナー”に対して、ほとほと手を焼いているんだとか。 「昔なら、サウナには個人で行くものだったかなと。ただ、最近サウナを知ったお客さんは、なぜか複数人で訪れる場合が多い。そうなると、サウナ室もすぐに埋まってしまいわざわざ並ぶ必要なほどです。また、団体客なので会話も激しく、マナーを巡って常連さんと口論になることも。自分もSNSなどで注意喚起し、さらに目に余る場合は実際に話し合いをしました」
次のページ
低評価の口コミを書き込まれてしまい…
1
2
3
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】