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店舗激減の「はなの舞」。焼肉業態、海外拠点が失敗…それでも黒字化を見込むワケ

ジャスコから米ファンドへ。現在はやまや傘下

規模拡大を続けたチムニーですが、この間様々な企業の意向に翻弄され、親会社が代わっていきました。自社傘下の事業として始めたにもかかわらず、ショッピングセンター事業に注力したいジャスコは1997年、チムニーを食肉加工大手の米久に売却しました。米久は加工肉類・酒類の売り先としての相乗効果を期待したようです。 ただ、海鮮居酒屋「はなの舞」のヒットで肉類との相乗効果が薄くなったこともあり、2009年には米ファンド、カーライルグループに売却されました。ここでの目的は保有ではなく投資回収であり、2013年には酒類販売大手の「やまや」に売却されるのです。 カーライルグループはチムニー株の上場と売却で約220億円を稼いだ一方、やまやは安定した業務用酒類の販売先としてチムニーを手に入れた形です。なお、2023年5月現在もチムニーはやまやの傘下に位置しています。

2015年度をピークに横ばいに…

創業以降続いてきたチムニーの成長も2015年度をピークに横ばいとなりました。2015年度に売上高478億円、店舗数707店舗を展開するも、2019/3期は売上高457億円、店舗数713店舗と伸び悩んでいます。主力の「はなの舞」も2013年度の365店舗をピークに、以降は他業態店への転換が進められ、2019/3期には266店舗体制となりました。 そして、コロナ禍によりチムニーは大打撃を受けました。売上高は4分の1以下まで落ち込み、グループ全体で約250店舗が閉店に追い込まれました。2019/3期から2023/3期の業績は次の通りです。 【チムニー株式会社(2019/3期~2023/3期)】 売上高:457億円→411億円→132億円→101億円→202億円 営業利益:24.6億円→2.8億円→▲61.0億円→▲45.8億円→▲16.7億円 店舗数:713店→677店→567店→506店→469店
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今期は黒字化が進む?
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経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 Twitter:@shin_yamaguchi_

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