更新日:2023年06月18日 17:35
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「同じチェーン店なのに味が違う」はなぜ起きる?マックのポテト、スタバのラテetc.

マクドナルド“店舗ごとの味の格差”は明確

マクドナルド

マクドナルドの美味しいポテトはゴールデンブラウンに輝いている

 マクドナルドは、店舗によって味が異なる傾向がかなり強いといえます。私は、深夜の時間帯にマクドナルドを利用することが多いのですが、近所のお店はあまり美味しくないため、わざわざ少し遠いマクドナルドに行っています。    では、美味しい店舗とそうでない店舗との差は何なのか。私は、その答えは「マニュアルを守っているか否か」だと思います。  まずい店舗の特徴は、「肉はパサパサ」、「ポテトはふにゃふにゃ」です。ちなみに、深夜帯は、客が少ないために商品の作り置き自体をしていない傾向があるのですが、その時間帯に「揚げたて」で提供されたポテトにも差があります。  まずい店舗で出されたポテトは、揚げたてなのに、なんか美味しくないのです。私は、この理由は2つあると思います。1つは、ポテトを揚げるための油の交換を怠っているという点。もう1つは、塩のディスペンサーを清掃していないという点だと推測します。

美味しい店舗は足で見つける

 油は、時間が経つと劣化しますから、一定時間が経過したら交換する必要があります。例えば、1日に2回油を交換する必要があるとするならば、おそらくまずい店舗は、1日1回の交換に省略している可能性があります。また、塩のディスペンサーも定期的に清掃しないと、塩が固まって、塩の出口穴が詰まってしまいます。そうすると、意図しなくても減塩されたポテトが提供されることになるわけです。  そして、そのようにきちんとしたオペレーションを実施しない店舗では、焼いてから規定時間を経過したパティ(お肉)も提供するようになるのでしょう。その結果、「肉はパサパサ」、「ポテトはふにゃふにゃ」という最悪の商品が提供されるのだと思います。    普段マクドナルドにいかない人が、そういったマズイ店舗に当たってしまった場合、「マクドナルドは美味しくない」という印象になることでしょう。  美味しくない商品を提供しても立地の良い店舗は売上が下がらないからといって、まずい商品を提供する店舗は、マクドナルド全体に悪影響を及ぼしているといえます。  では、美味しいマクドナルドの見分け方はというと、これといった対策はないため、近所の複数店舗を回ってみて、美味しい商品を提供してくれるお店を探すしかありません。個人的には、都市部の店舗よりも、郊外のロードサイド店のほうが美味しい店舗に当たる確率が高いと思います。  ちなみに私は、アプリのKODOを使って、美味しいお店には感謝の気持を送っています。なお、KODOのアンケートに答えると、クーポン券がもらえるのでかなりお得でもあります。
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スターバックスのラテにも味の格差が
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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