カーライフ

愛車を“極上中古車”に作り上げる方法。「中古車両の購入は業者オークション一択」

ディーラーよりも優秀な整備工場探し

W140、サイドビュー

きれいなサイドビュー

 かつて、メルセデス・ベンツ等のドイツ車は、古いモデルでもパーツの供給がきちんと行われていると言われていました。しかし、このところはメルセデス・ベンツでも、パーツの生産終了が目立っているのです。  パーツの供給状態が問題なく、お金をいとわないのであれば、近くの正規ディーラーでバッチリ作業をしてもらうというのが、手っ取り早い方法だったといえます。  しかし、パーツ供給問題がある今、ディーラーに持っていったとしても、パーツ供給終了の見積書を渡さるだけ、ということも珍しくありません。そうなると、パーツが入手困難な状況でうまい整備をしてくれる整備工場を探す必要があるわけですが、それが大変だといえます。  私は、W140を買う前に、メルセデス・ベンツに1台乗っていたことがあるのですが、きちんとお金をかけて整備しようと思ったのはW140が初めて。そのため、W140購入前から、お世話になる整備工場を考えていたのですが、私は、時計選びで培った目利き力を活かして、ここが良さそうという工場を選定。そして、そこが見事に素晴らしかったため、ここまで良い走りになったといえます。

口コミ数で見分けられることも

 良い整備工場選びの基準としては、口コミ数が異常に多くない点。また、SNS等で不自然に取り上げられていない点があります。ちなみに、長文ブログを書いているところも避けたいと思います。そういった基準で「ここが良さそう」と思った工場は、結果的に当たりだったため、この基準は良い整備工場選びに当てはまるのではないかと思いました。  また、メンテナンスといっても、一般的な整備工場はエンジン&下回りが得意だといえます。そのため、内装関係やコーティング、タイヤは別の専門店が良いといえます。  私の場合、一般整備はいつもの工場に出す一方、内装系(ランバーサポートの交換等)やドラレコ取り付けはディーラーに出しています。また、タイヤはユニフォミティバランスを取ってくれる取付店に依頼し、コーティング/内装クリーニングは、福野礼一郎著「極上中古車を作る方法」でも磨き作業を担当したカービューティープロ尾山台にお願いしています。
W140

購入時に装着されていた社外ナビを取り外し、台座の跡はカービューティープロ尾山台で完全に除去してもらった

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ベース車両を買ってメンテナンスをすれば極上中古車になる
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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