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檜山沙耶は“裏切り者”?アンチコメントの過熱にみる、ウェザーニュースの光と影

誰も傷つけない平和な番組

追加公演の客席は男性が多かった

 光と影の光のほうはどうか。ファンミーティングの模様も合わせて見ていきたい。  追加公演の開場は午後5時。5時半には約1000席はほぼ満席に。見た感じでは男性9割。年代は30、40代が多いように思えた。  会場で話を聞かせてもらった参加者は、ともに埼玉や千葉からと関東からだったが、ファンミ内での遠方自慢では、韓国ソウルからと発言する人がいたりと、遠方からファンミのために来日、上京した人もいたようだ。 「リアルイベント開催を心待ちにしていました。誰も傷つけない平和な番組なので好きです」(30代男性・千葉) 「新人の魚住茉由さんと山岸愛梨さんのファンです。2人とも追加公演は不参加と聞いていたのですが、サプライズでちょっとだけ出てくれたので本当に良かったです」(40代男性・埼玉)  注目発言があっただけに、不穏な空気になることも心配したが、それは筆者の杞憂だったようだ。

時間が経つのを忘れるほど充実のイベント

 登壇した予報センターの山口剛央予報士は、本公演はもっと女性が多かったと語っていたので、本公演には、登壇キャスターの家族や友人も参加していたようだ。それで、追加公演よりも女性参加者が多かったのだと思われる。  イベント自体は休憩なしで2時間。公開クロストークや予報士による気象解説、ゲーム、クイズ大会などであっという間に終わった。

阪神タイガースファンの山口予報士には黄色のペンライトで迎えた

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おさや批判をするアンチの心理とは
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東京生まれ。20代後半に駐在として中国へ。駐在、現地採用、留学生を経てフリーに。2011年編集者、ライターデビュー。現在は、13年ほどの拠点にした中国から日本へ移し活動中。中国を除けば渡タイ回数が一番多い。掲載メディアは『ハーバー・ビジネス・オンライン』、『日刊SPA!』、『グローバルニュースアジア』、『日本と中国』、『週刊SPA!』、『別冊SPA!』、『ニューズウィーク日本語版』、『ローリングストーンジャパン』、『G-Diary』、『俺の旅』など。その他、日中関連の媒体、研究団体機関紙。twitter:@ito_wagatsuma

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