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檜山沙耶は“裏切り者”?アンチコメントの過熱にみる、ウェザーニュースの光と影

筆者とウェザーニュースの出会い

 

追加公演はシフトの関係で本公演より少ないキャスターで開催

 そもそも、著者がウェザーニュースを知ったのは、昨年3月の大島璃音キャスターの「ダンゴムシ」。ユーチューブのおすすめ動画に出てきたのがきっかけだった。  同じくよくウェザーニュースをよく見る筆者のビジネスパートナーは、2021年秋の駒木結衣キャスターの「チャハーン」で知ったそうだ。  我々は、つい最近知ったにわかファンなのだが、100万人を達成したユーチューブのチャンネル登録者数は、ここ数年で急増していることから、直近1、2年で知名度を上げたようだ。  もっぱら著者は、作業用BGM代わりに今も聞き流しながらこの原稿を書いている。以前、たまに見ていた虎ノ門ニュースなどと違い、心がざわつかないので、メンタル的にも良好だったりする。

おさや批判をするアンチの心理とは?

完売したのか帰りには右側の物販ブースは空だった

 アイドル化路線については、賛否両論がありそうで、色々な意見が出てきそうだが、番組を見ている限り、ウェザーニューズ社は、キャスターを守るための対策も取っているようだし、各キャスターもストーカー被害に遭わないように配慮した発言をしているように思える。  では、おさや批判をするアンチは、どんな心理なのだろうか。  独身の檜山キャスターは今年30歳。結婚しても何の不思議でもない。交際を素直に祝福できないのは、まさに推しのアイドルに熱愛発覚した時のファン心理に近いのだろうか。  つまり、途方もない裏切られた感にさいなまれてアンチへ転じているのではないか。心理的には、アイドルよりも加藤綾子アナや弘中綾香アナのような女性アナウンサーに近いのかもしれない。2人とも資産ある経営者と結婚している。  自分たちに近い存在と思っていたおさやが急に遠くに…。もし、これが自分たちと同類くらいと一方的に認識する会社員の男性との交際だったら、こんな反発せずに祝福したのかもしれない。    などと考察してみたところで、著者が推す大島キャスターが同じような交際宣言をしたら、著者もアンチへと闇落ちしてしまうのかもしれない…。が、毎日を明るい気分にさせてくれる番組だけに、負の感情に支配されることなく、真っ当なファンであり続けたいと思う、ファンミーティングだった。

クリアファイル(3種類)、推しステッカー(1枚)、トレーディングカード(14種類)がセットになった3000円の「物販」


東京生まれ。20代後半に駐在として中国へ。駐在、現地採用、留学生を経てフリーに。2011年編集者、ライターデビュー。現在は、13年ほどの拠点にした中国から日本へ移し活動中。中国を除けば渡タイ回数が一番多い。掲載メディアは『ハーバー・ビジネス・オンライン』、『日刊SPA!』、『グローバルニュースアジア』、『日本と中国』、『週刊SPA!』、『別冊SPA!』、『ニューズウィーク日本語版』、『ローリングストーンジャパン』、『G-Diary』、『俺の旅』など。その他、日中関連の媒体、研究団体機関紙。twitter:@ito_wagatsuma
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