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“2代目バチェラー”が東京と福岡の2拠点生活を決めたワケ。小柳津林太郎「ノープランで会社を辞めた」

建前ではなく“本音”を引き出すには

「司会業やファシリテーター、MC業も率先してやっていて、知人の結婚式に呼ばれてスピーチした回数は42回もあるんです(笑)。人を楽しませること、面白いと思ってもらうのを心がけていますね」  仕事のMTGでも雑談を交え、肩の力を抜いたコミュニケーションが取れるように振る舞っているとのこと。小柳津さんが「ビジネスマンが成果を出すために必要な“エンタメ力”」と語る真髄は、まさにこの部分にあるわけだ。 「バチェラーでも、女性と対話するときに『建前』ではなく『本音』を引き出せるように、心をほぐすことを大事にしていました。恋愛でもビジネスでも、共通して言えるのは『いかに人の頭に残るか』ということです。人って、過去のことはワンシーンしか覚えていないので、自分という存在を印象付けることを、どんな場面でも念頭に置いていますね」

福岡に移住したことで人も、時間も変わった

小柳津林太郎 2021年からは福岡へ移住し、新たなライフスタイルをスタートさせている。東京を離れたのは、かつて過ごしたニューヨーク郊外の自然豊かな生活のほうが馴染むとわかったからだった。 「新卒から15年くらい、東京の大都市である渋谷で働いてきましたが、福岡に来てからは1日の時間配分がだいぶ変わりました。週末はゴルフの打ちっぱなしに行ったりと都会と自然を行き来しながら過ごせています。福岡の良いところは都市生活と自然のそのバランスがちょうどよくて、今では仕事のために東京へ出てくるといった感覚になっています」  そんななか、不確実性の高い社会において、自分の強みや良さを見つけるためには「会社の看板を取っ払ったときの自分を考えてみること」が大事だと述べる。 「今の自分を振り返り、客観視してみる。ときには内省する時間を作って、これからどうしたいのか。自分には何ができるのかを考えてみるといいのではないでしょうか。信頼している人に壁打ちしてもらって、自分の良い部分、悪い部分を教えてもらい、自分のあり方や価値を再確認するのも手段のひとつですし、今までの経験値を一度リセットしてアンラーニング(学び直し)するのもいい」
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等身大にできることを自分なりに表現していく
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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