エンタメ

「食費が月100万円に達した時期も」大食い双子YouTuberが“食える”ようになるまで

駆け出し時代の努力「デカ盛りの聖地で武者修行した」

はらぺこツインズ こうしたなか、2017年にはYouTubeチャンネルを開設し、「はらぺこツインズ」名義で活動をスタート。  周囲からの勧めや、スターバックスにかける出費がかさんでいたこともあって、「最初は少しでも食費の足しになれば」という理由だったとか。 「YouTubeで動画投稿を始めた当初は、お金をうまく工面しなければならないので、実家近くの業務スーパーで食材を安く調達し、料理アプリを見ながら簡単にできるデカ盛りを作り、動画を投稿していましたね。  できるだけ一皿に盛り、巨大化させることを意識していたのと、フードファイターでも1人で10kg以上食べる人はいないので、“2桁kg以上”のワードをサムネイルに入れるなどの工夫を凝らし、視聴者数を増やす努力を行ってきました」  また、大食いは生まれ持った素質はもとより、胃を大きくするトレーニングも重要になるという。小野姉妹も、フードファイターに必要となる強靭な胃袋を手に入れるため、“デカ盛りの聖地”として名高い名古屋に足を運んでいた時期もあったそうだ。 「パスタやお米、チャーハンといった固形物はお腹にたまりやすく、たくさん食べることで胃を大きくすることにつながります。アスリートがトレーニングを欠かさないように、フードファイターも“大食いトレーニング”が大事になるんです。地道なトレーニングを重ね、段々と食べられる量も増えていったと感じています」

食費が月100万円に達した時期も…

はらぺこツインズ

画像はYouTubeの動画「【大食い】唐揚げ6kg、ご飯8合で最高の晩ご飯!【双子】」より

 一方で気になるのは月々の食費だ。一般人とは比べ物にならないほど、たくさんの量を食べるフードファイターにとって、食費はどのくらいかかるのだろうか。 「実家でデカ盛りを作ってYouTubeに投稿していたときは、だいたい20万円くらいですかね。現在では、その月にもよりますが、1日1食を基本に平均で食費は50万円ほどかかっています。ただ、上京してきて東京の美味しいお店の食べ歩きをしていた時期は、いっとき食費が100万円に達したこともあって」  そんなはらぺこツインズだが、アーティストの「きゃりーぱみゅぱみゅ」が「はらぺこツインズの動画を見ている」とTV番組でコメントしたことで、大食い双子YouTuberとして一気に名前が広まったという。  大食い企画はもちろん、現在では企業コラボも行っている。順風満帆と思いきや、「YouTuberを始めた頃よりも、今の方が悪戦苦闘している」と吐露する。 「昔は片手で数えるほどしか、大食い系ジャンルのYouTuberがいなかったので、デカ盛りの動画を投稿すれば自然と視聴してくれるような状況でした。登録者数よりも再生回数が多くなるという不思議な現象が起きるくらい、特に何か意識せずとも、順調に成長していたんです。  それが今ではフードファイター戦国時代となり、大食い系ジャンルが確立されたことで、視聴者が分散されてしまっている。これまでは、双子という特徴を生かして、のほほんとした企画を中心にコンテンツを作っていたのを、飲食店の有名大食いメニューに挑む企画など、話題になるネタも考えるようになりました。どうしたら、もっとファンがついて盛り上がるのかなど、常に試行錯誤しながら活動しています」
次のページ
フードファイターとして“唯一無二の存在”とは?
1
2
3
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

記事一覧へ
SPA!編集部が「人生後半を賢く楽しく生きる」をテーマに厳選した記事をメルマガ会員限定で毎週金曜日にメールでお届けします。仕事・お金・性・人間関係…人生を豊かにする秘訣が見つかります。無料・10秒で完了です。
無料でメルマガ登録する⇒⇒
※登録後、メール認証が必要です。受信した認証メールをクリックして、登録を完了させてください。
※認証メールが届かない場合、迷惑メールに入っているか、メールアドレスが間違っている可能性があります。再度ご登録ください。
【関連キーワードから記事を探す】