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早期退職した50代、一流企業出身でも再就職先が決まらない現実――再就職に悩む50代トップ3

 こうして退職を決断したものの、以降半年間、20社以上の面接を受けても再就職先は決まらなかった。 「会社を出て、初めて時代が変わっていたことを知りました。上司に『外に出たら、プライドは全部捨てろ』と言われた意味が、ようやく理解できました」  結局、これまでのキャリアを捨てて警備会社に就職。専業主婦の妻もパートに出るようになった。
転落する50代

一流企業出身でも、40代以降の転職はいばらの道。それでも「指示に従うだけの今の現場は性に合っている」と山口さんは前を向く

「『働きになんて出たくない』と言われましたが、頭を下げるしかないですよね。このまま年金支給までは頑張りたいですが、先が長くて、それまで体が持つかどうか」  幸い実家住まいの子供3人は社会に出ており、家族5馬力で生活レベルは維持できているという。「動けるうちは今の仕事を続けたい」と気丈に振る舞う山口さんだが、最後に「あの時我慢していれば……」とぽつりと呟いた。 取材・文/週刊SPA!編集部
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