「いつもLINEをブロックされて…」上場企業勤務で“年収1000万超”の30歳男性が結婚できない理由
男女ともにルックスと経済力の両取りを求める傾向
「家庭環境や顔の要素を挽回したくて、仕事で努力してきたわけです。でも、結婚相談所でデートが続かないんですよね。何度もブロックされていると『こんなに頑張っても、まだ断られるのか。自分はプラマイでいうと、まだマイナスなのか』という、忸怩たる思いがあります」
男性は男性で、女性に外見や人柄だけでなく、経済力を求める傾向が強まっている。すなわち、両方とも結婚相手に「全部取り」を求めているのだ。欠点がなく、バランスのよい人材を探すなら、わかりやすいマイナスを持つ人間は切り捨てられる。サライさんは、まさに家庭環境や容姿でその「足切り」に遭っているのかもしれない。
弱者になる経緯は人それぞれである
―[弱者男性パンデミック]―
ライター、経営者。主にキャリアや恋愛について執筆。5000人以上の悩み相談を聞き、弱者男性に関しても記事を寄稿。著書に『弱者男性1500万人時代』(扶桑社新書)、『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)。X:@10anj10![]() | 『弱者男性1500万人時代』 (扶桑社新書) データで読み解く“弱者男性国家”ニッポンの現在 ![]() ![]() |
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
この記者は、他にもこんな記事を書いています







