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冬のボーナスはいくら? JR西日本の45歳「グループ内の格差を感じます」それでも“しがみつきたい”理由は

ボーナスに納得はいかないが…

[冬の賞与]格差ルポ

JR西日本の定期旅客数は今期予想を下回るも、インバウンド増加が業績に味方。’25年万博という追い風も期待される

以前の賞与の水準に戻ってないとはいえ、椎名さんの表情は意外にも明るい。大企業らしく福利厚生が充実しているからだ。 「ボーナスは『月給〇か月分』で全社員共通ですが、S・A・B・C・D・Eと6段階の業績評価制度があり、Sなら+10万円、Cが標準で±ゼロ。D以下はマイナス評価が下されます。一昨年のボーナス減額には、住宅ローンを抱える同僚はひいひい言ってました。でも、福利厚生が非常に手厚い。コロナ禍では無利子融資制度も設けられたし、副業も子会社の業務斡旋なら許可され、いざというときの助けになってます。転職はせず、今後もしがみついていきたい」 ボーナスUPで椎名さんはいい年を迎えそうだ。 取材・文/週刊SPA!編集部
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