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市場流通がはじまったロレックスの「新型デイトナ」。6モデルの“初値”を一斉調査

ローズゴールド:126505

ローズゴールド:126505

【サンダスト文字盤】 555万5000円(日本国内定価) 872万0000円(新品実勢価格) ⇒316万5000円のプレミアムが発生 2008年に登場したRGのデイトナは、K18デイトナの中では最も歴史が浅い存在であります。「新しい」といった印象ゆえか、同じ世代のYGやWGと比較して中古相場が「高い」傾向がありますが、今回の新型126505においてもそういった傾向が変化なしといえる状況です。 なお、YGやWGでは、多数の文字盤が市場に流通している一方で、RGの126505は流通が少なめ。ちなみに、ダイヤモンド文字盤の126505Gは、中古市場で1000万円以上となっている様子があります。

プラチナ:126506

プラチナ:126506

【アイスブルー文字盤】 1017万8300円(日本国内定価) 1750万円(新品実勢価格、安い順の2社平均値) ⇒732万1700円のプレミアムが発生 プラチナのデイトナは、2013年に登場。ロレックスの「アイスブルー文字盤」はプラチナ素材専用色となっていますが、デイトナにもこの文字盤色が採用されています。また、翌年2014年にはバーインデックス部分がダイヤモンドとなった116506Aが登場。K18デイトナには、多彩な文字盤ラインナップが用意されていますが、プラチナの場合、アイスブルー文字盤のみといったシンプルな構成であります。 そして、今回登場した新型の126506も同じラインナップ構成。また、新型にはさらなる付加価値が追加。裏蓋部分がクリスタルといった、いわゆる「裏スケ仕様」になったわけです。これはこれまでのロレックス史からして異例なことだといえます。 そのため、プラチナモデルは、「裏スケ」効果もあって、新旧相場差がこれらデイトナの中で最も開きがあるといえる状態。現在、旧型116506は1397万円~となっていますが、新型126506は1750万円。実に、新旧で350万円以上も価格が違うのです。
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すべてのモデルがプレミアム価格
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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