――美術教師に恋をする弥生という役柄はどうですか？ 台本の前にまず漫画の原作を読んで、弥生は少し私に似ているかも？って思ったんです。石川から東京に来て、みんなに心を開いていないわけじゃないけど、自分の気持ちとか考えは大切にしてるところとか。私は先生に恋したこともないし、実は同年代も含めてまだ恋愛したことがないんです。だから、本当に恋が初めての弥生に共感しながら、そうしたドキドキが演技に反映できてたらいいなって思います。 ――ピュアな恋心を等身大で演じているのですね。 経験がないから、感情をうまく表現できないこともあって…やっぱり演技って本当に難しいです！ カメラの立ち位置を覚えて、セリフを言いながら自然に動ける俳優の方たちは皆さんすごいなーって。でも、誰にだって「初めて」があるんだって監督の言葉に励まされて、毎日試行錯誤しています。クランクアップの時は、絶対泣いちゃうだろうな〜って今から心配してます（笑）。 ――弥生の役作りでデッサンの練習もしたとか？ 初めてのデッサンは…奥が深〜〜〜い（笑）って感じで難しかったです。でも、練習してるうちに弥生の気持ちが掴める気がして。少しずつ上達するとやっぱり嬉しくて、弥生ちゃんもこんな気分かもしれないなと思いながら練習していました。 ――目標としている先輩はいますか？ モデルとしても女優としても活躍されているnon-noの先輩たちに憧れています！ 私はまだまだセリフを言うことに必死で、自然な表情ができているかすごく自信がないんですが、non-noの先輩方の作品を見ていると凄くリアルで感情が伝わってきて。最近は堀田真由さんのようなお芝居ができるようになりたくて目標にしています。 ――女優としてスタートしたばかりですが、将来的に挑戦してみたい役柄はありますか？ うーん、悩みます。レッスンでは弁護士さん役とか、不倫の演技とかもあって（笑）。「初恋もまだなのに、不倫!?」って思いつつも、意外と楽しんで演じてる自分もいて。恋のライバルや意地悪な女の子も挑戦してみたいし、自分が見るならほっこり優しい気持ちになれるホームドラマも好きだから、いずれはお母さん役とか、夢は大きく宇宙人とか（笑）!?　お話をいただけるなら、なんでも全力でやりたいです。 ――モチベーションが高くて頼もしいです。 昨年、non-noの撮影でゲッターズ飯田さんに運勢を占っていただいたんです。そうしたら、私2024年からいろんなことに挑戦して、そこからずっと右肩上がりで48歳まで絶好調の運気だと言っていただいて（笑）。 本当にめちゃくちゃ嬉しかったので、その通りになるようにしなきゃって、それもモチベーションになっています！