更新日:2024年01月31日 09:36
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日米で大きく異なる“パパ活事情”。経験女性が語る「アメリカのほうがラクだった」理由

シュガーダディの相場は「250ドル」

「大学時代はキャバクラでバイトをしたこともあったので、『パパ活』というものの存在はなんとなく知っていました。それこそアメリカはキャバクラや性風俗が基本的に非合法なので、個人交渉が主流となるのは想像に容易いですよね。ちなみに『シュガーダディ』は援助する男性を指し、援助を受ける女性は『シュガーベイビー』と呼ばれます。もちろん見知らぬ土地で身体を売ることに強い抵抗はありましたが、当時は本当にお金が必要だったので背に腹は代えられず。シュガーダディを募集するためのマッチングサイトに登録することを決めました」 吉田さんが利用したサイトは、「Sugar Daddy」「How much your price」「Seeking Arrangement」の3つ。アメリカは日本よりも性売買の規制が厳しいので、サイト内のメッセージ上では条件交渉を行わないというのが暗黙のルールだった。 「マッチングすると、最初は『コーヒーでも一緒にどう?』といった感じの軽いメッセージが来ます。それですぐにWeChat(LINEのようなメッセージアプリ)の連絡先を交換して、そこから本格的に価格の交渉がスタートする。相場は大体、大人の関係アリで250~400ドルくらいでした

日本人女性に寄ってたかる人たち

海外パパ活

時には一緒に食事を楽しむことも

ハウツーコミュニティサイト「wikiHow」などでパパ活のノウハウを調べながら、アポ取りを進めていった吉田さん。パパたちとやり取りをする中で、日本人女性の需要の高さに驚かされたという。 「サイトでは、ホワイト、ブラック、アジアンなど、人種について記載する欄があります。そこに『アジアン』と入力すると、シュガーダディは『Oh,Asean!』となぜか喜んでくれる。特に、日本人女性は年齢よりも若く見えるらしいので、クリーピー (不気味)だけど『合法的に幼い女性とできる』と寄ってくるんです。日本人女性の小さい手や、タイトな体つきがとても好きだそうですよ。正直、かなり気持ち悪いと思いましたね。こんな人達を相手にしなくてはならないのかと思うと、憂鬱な気分になりました」
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年収億超えの富裕層も存在…
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1994年生まれ。フリーランスライター兼タレント。ミス東スポ2022グランプリ受賞。東京スポーツ、週刊プレイボーイ、MEN'S NON-NO WEB、bizSPA!フレッシュなどで執筆。隔月刊漫画雑誌「グランドジャンプめちゃ」にて連載中の漫画「スワイプ」の原作も務める

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