林家木久扇86歳が”欽ちゃん”に明かした「笑点卒業」を決めた、妻のひと言
落語とコメディ、うらやましい点
──お二人とも、たくさんの偉業を成し遂げてきたからこそのお言葉ですね。落語とコメディ、相手のジャンルをうらやましいと思ったことは?
木久扇:落語は、登場人物の役を全部自分がやっちゃう。楽といえば楽なんですけど、自分の力量を超えた展開にはなりません。その点、コメディは相手役がありますよね。欽ちゃんの場合は、坂上二郎さんとコント55号を結成したことで、笑いの枠が大きく広がった。そういうのは、いいなと思いますね。
萩本:二郎さんは、いちばん組みたくない人だったんです。浅草の舞台で何度か一緒になって、とにかくツッコミがしつこい。二郎さんに一緒にやろうと言われて、「試しに一回か二回やってみる感じでどう」なんて逃げ腰で言ってた。だけど、ウケたもんだからそのままコンビになっちゃったんです。
木久扇:むしろ二郎さんに、見る目があったってことですね。
萩本:落語でうらやましいのは、やっぱり歴史の積み重ねがあるところかな。着物の人が高座で話し始めると、誰もが「さぁ笑おう」っていう心構えになる。コメディだと、新しいことをすればするほど、見てる人が「さぁ笑おう」にたどり着くまでに時間がかかっちゃう。
──萩本さんは『笑点』をよくご覧になっているとか。
萩本:そう、木久扇さんのボケが見たくてね。13年前に二郎さんが亡くなって、芸を見せてくれるボケの人がいなくなったなと寂しく思ってたら、『笑点』にいたんですよ。
木久扇:そんなふうにおっしゃっていただいて恐縮です。
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
SNSで話題の“江戸走り”男を直撃、「疲れない」歩き方を研究し続けた11年。家族は「よくも悪くも冷ややかです(笑)」
「サッカーをやめようと考えていた」田中パウロ淳一が、日本一“バズる”Jリーガーになるまで
鳥居みゆき「生きづらいのがデフォルトなんです」作家・こだまと語る“普通”という世間の物差しに対する違和感
斎藤工が「僕は明らかに老害予備軍」と語る理由。「僕ら世代が駆逐されないと健全にならない」44歳の危機感
「まだデビューできていないから、1ミリも満足していない」バラエティに引っ張りだこの猪狩蒼弥が語った本音。驚異的な“後輩力”の正体とは
NSCで芸人を目指した女性が、“セクシー女優”ではなく「見えるか見えないか」で人気になるまで
大喜利ブームの“現場”をのぞいてみた。「会社帰りのサラリーマン」がボケ合う理由
クラシックコンサートに現れる“ブラボーおじさん”に「迷惑」と批判殺到…早すぎる“大声”で余韻が台無し
「あったかいんだからぁ~」で一世を風靡した芸人の現在。ブレイク時は“最高月収800万円”「一年くらいは休日なかった」
「お笑いの賞レースが増えすぎ」盛り上がりに欠ける『ダブルインパクト』関係者が“不完全な大会”と思うワケ
3月に「笑点」卒業の林家木久扇が“2度のガンを克服”できたワケを語る「毎朝ガンに向かって…」
林家木久扇86歳が"欽ちゃん”に明かした「笑点卒業」を決めた、妻のひと言
「『笑点』の最初の頃は、はっきり言ってお荷物でした」失敗続きから国民的スターになるまで|林家木久扇×萩本欽一
「引っ越しするたびに家が小さくなり、最後は夜逃げみたいになっちゃった」萩本欽一が語る波乱の幼少期と、コメディアンになったワケ|林家木久扇×萩本欽一
「この2年で5回も救急車に乗っちゃった」萩本欽一と林家木久扇が語る、80代を迎えての“変化”
林家木久扇86歳が"欽ちゃん”に明かした「笑点卒業」を決めた、妻のひと言
「『笑点』の最初の頃は、はっきり言ってお荷物でした」失敗続きから国民的スターになるまで|林家木久扇×萩本欽一
「引っ越しするたびに家が小さくなり、最後は夜逃げみたいになっちゃった」萩本欽一が語る波乱の幼少期と、コメディアンになったワケ|林家木久扇×萩本欽一
「この2年で5回も救急車に乗っちゃった」萩本欽一と林家木久扇が語る、80代を迎えての“変化”
この記者は、他にもこんな記事を書いています




