更新日:2024年06月01日 21:12
お金

ロードサイドに強い「あみやき亭」。“いきなり!ステーキの後釜”が次なる一手か

「いきなり!ステーキ」に似た業態で攻める

同社は今後も、現状の体制を活用できる肉業態の店舗を展開するとしています。今期25年3月期は「感動の肉と米」を中心に20店舗の新規出店を目指す方針です。感動の肉と米は「いきなり!ステーキ」のように男性一人客をターゲットにしたようなステーキ・ハンバーグ店ですが、ご飯やお味噌汁が付いたセットが税込1,000円以下で食べられるなど、あみやき亭と同じく安さを訴求しています。追加料金でプラスハーフ、ダブルと肉の量を増やすことも可能です。 2021年の1号店開店以来、中部や関東で店舗数を増やしており、現時点で約30店舗を展開しています。ロードサイドを中心ですが、新橋や北千住の駅近にも出店しています。肉を大量に仕入れ、余った部分も活用するあみやき亭だからこそ実現できる価格なのでしょう。 価格がネックで客が離れてしまった「いきなり!ステーキ」の空白を埋めるように規模を拡大するかもしれません。新業態の今後に注目です。 <TEXT/山口伸>
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 Twitter:@shin_yamaguchi_
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