仕事

「中途採用なのに職歴ゼロ」地方公務員たちの“民間とは違う”働き方のリアル

②年功序列で給料が上がるから、昇格をする必要はなし

民間企業では営業成績や人事評価で昇格が決まるが、地方公務員はどうなのだろうか? 「昇格するためには、試験を受ける必要があります。でも受ける人は、あまり多くないんです。もっとやりがいが欲しかったり、上に行きたい人だけですね。地方公務員は年功序列で給料が上がっていくから、別に昇格する必要はないんですよ」 そのため定年退職まで入所時の役職のまま、という人もそれなりにいるのだとか。Aさんは試験を受けて無事に昇格したため、なんと60代の部下を持つことになったらしい。 「初めは気まずいなと思ったんですけど、もう慣れました。彼も別に仕事で自己実現を求めていないので、気軽に接してくれます。地元の名士としてお祭りを取り仕切ったり、小学校の行事で挨拶をしたり、仕事よりプライベートが生きがいのようですね」 まさにZ世代が憧れそうなプライベートに重きを置いて、地域にも貢献できる働き方である。

③休職率が高い、地方自治体の公務員

休職願Aさんの職場に限らず、地方自治体の公務員は全体的に休職率が高いのだそうだ。 「休んでも、ある時期までは給付金をもらえますからね。これは一般企業とも同じですよね。おそらく一般企業と違うのは、休むと出世に響くという考え方がないからです。別の自治体では、半数以上が休んでいる課もあるらしいですよ」 それでは仕事が回らないのでは……と思いきや、一部の人間が土日を返上して働いているのだという。 「民間企業からの中途採用者には、今までの生活水準を変えたくないと、ものすごい量の残業代を稼ぐ人たちがいます。前職よりも給料が下がっているだけでなく、元同僚が出世して給料が上がるのを見ると焦るみたいですね」
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副業が禁止されているぶん…
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ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

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