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「セクシー業界の“ヤバいマネージャーの実態”」を暴露。現場トラブルを無視する事務所も

好き嫌いで営業をかけるか否かを決める

たかなし亜妖さん これは某芸能事務所の方針なのだが、タレントの営業をするか否かをマネージャーの好き嫌いで決めるらしい。  要するに、どれだけヒットしそうな要素があっても、裏方チームに好かれないとタレントは売り込んでもらえないのだ。そのため、ものすごく暇してる女優と、そうでない女優の差がとても激しい。ハッキリ言ってしまうとただの贔屓であり、まったく平等なやり方ではない。  所属タレントはそのことを知っているのだろう。所属者のなかにはSNSでしょっちゅう「マネージャーさんや事務所に感謝です!」とわざとらしいくらいの“感謝発言”を繰り返す人がいるくらいだ。  所属タレントの可能性を潰してしまうやり方のせいで、関係者によると「この事務所は出入りがとても激しい」とのこと。案の定、近頃は縮小傾向にあり、内々でアレやコレの揉め事が絶えないとか……。

現場トラブルが発生したのに動かないマネ&事務所

 現場トラブルの事例を挙げればキリがない。 ・撮影内容が事前に伝えられていたものと違っていた ・現場でプロダクションに断りなく、依頼内容を変えようとする ・演者の嫌がること、あるいはNG項目をやらせる ・現場が押して想定終了時間を大幅に超える ・ケガや病気、事故の発生  演者に迷惑が掛かる問題が起きれば、所属するプロダクションが動かなければならない。  しかし、トラブル発生後も面倒事を避けたいがために、まったく動いてくれないマネージャーもいれば、会社全体で“逃げ”の姿勢を取り、「君たちでどうにかしろ!」と言い放った激ヤバプロダクションも存在したという。  なかには現場に同行したマネージャーが楽屋で寝ており、問題が起きた後も寝続け、まったく役に立たなかったケースも。これでは本当に「ついてきただけ」である。  ちゃんと働いてくれないなら、総ギャラを事務所と分け合う意味がない。でも、現場についてくるだけ、営業先に宣材写真だけポーンと投げてあとは放置するみたいなダメマネージャー、そして彼らを教育しないプロダクションは悲しいかなこの世に多い。
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プロダクションとマネージャーは完全に“ガチャ”
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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