仕事

「ラブホに同行してほしい」“何でも屋”の男性が受けた衝撃の依頼。女性がバスタオル1枚でベッドに横たわり…

依頼主が喜ぶ姿に安堵

 それから1週間後、事前の申告通り、清楚なピンクのワンピースにロングヘアという出立ちで、指定された待ち合わせ場所に現れた女性。 「交際経験がないと聞いていたので、あまり男性受けしない感じの女性なのかと思っていたのですが、目の前に現れた彼女を見て驚きました。背が高くてスタイルも良く、おまけに目鼻立ちがはっきりとした美人顔だったのです。女優かモデルと言われても信じていたでしょう。一瞬見とれてしまったら『無理なお願いを言ってすみません。今日はよろしくお願いします』と丁寧にあいさつされたので、早速道玄坂のホテル街に向かうことにしました」  坂を一緒に歩きながら、あらかじめ予約しておいたラブホの前へたどり着いた2人。小峰さんは「ここでよろしいでしょうか?」と、念のため確認し、彼女がにっこりうなずいたので、ホテルへ入ったといいます。 「女性は、興味深く部屋中を歩き回ったりして、とても感動しているようでした。望みが叶ったようで、ひと安心です。一時はどうなることかと思いましたが……」

バスタオル1枚でベッドに横たわる女性

ラブホテル

※画像はイメージです

 小峰さんは、ベッドから少し離れた場所にあるソファに座りながらスマホで今後の予定などを確認していると、突然バスルームのほうから彼を呼ぶ声が聞こえてきたといいます。 「どうやら、その女性はお風呂のジェットバスを試してみたくなり、私を呼んだようです。私がバスルームへ移動すると、女性はすでにお湯をためていたので、泡が出る入浴剤を投入し、ジェットバスの操作方法を教えてからバスルームの外へ出ました」  バスルームでは「ゴーゴー」と、ジェットバスの音が響いていましたが、私はスマホのメール返信に夢中になっていました。 「しばらくスマホと格闘していたのですが、ふと顔を上げると、バスタオル1枚でベッドに横たわる女性が視界に入り、『すみません、このパネルはどうやって操作するのですか?』と、今度は照明パネルに興味がわいたようなので、私は彼女のそばまで移動しました。しかし、次の瞬間、部屋中の照明が全部消えてしまったのです」
次のページ
あぶない、理性を失うところだった
1
2
3
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ