ライフ

「コンビニで10万円の買い物」「名刺に30ぐらいの肩書き」知られざる“超富裕層”の暮らしぶり

コンビニで10万円の買い物

コンビニ 笹島雄大さん(仮名・40代)は持病があり、病院に通院している。 「私の主治医であるB先生は、高校の先輩で部活も一緒だったのでとても身近な存在です。気さくな先生なので、患者さんたちに人気があり院内は常に混んでいます」  笹島さんとB先生の関係は、患者と主治医にとどまらず、時には一緒に楽しくお酒を飲むこともあるという。  ある飲み会の日、2次会はB先生の自宅にうかがうことになり、笹島さんだけではなく後輩7人も同行することに。 「急な訪問だったので、B先生の奥様に迷惑をかけないように、近くのコンビニで買い出しをすることになりました」  そこで、“医者の財力”を目の当たりにする。 「B先生が、7人全員に『1つずつ買い物カゴを持つように』と指示してきたんです。そして、『1人1カゴ、好きなだけ何でも詰めてOKだよ』と言われました」  はじめは遠慮していた笹島さんだったが、B先生が自らカゴをいっぱいにしている姿を見て「まじか!」と、後輩とともに“遠慮なく購入”することにしたという。 「結局、合計8カゴが満タンで、すべてB先生が支払ってくれました。深夜のコンビニのレジを30分占領し、総額は約10万円! レシートは2メートルくらいの長さになっていましたね。『医者ってすごいなぁ』と私たち庶民は素直に感心しました」

生命保険に毎月20万円の支払い

 また、生命保険についてもB先生の驚くべき支払額を知ることになったそうだ。 「私とB先生は身近なつながりもあったので、保険会社の担当者が同じだったんです。ある日、担当者から『別の保険会社に転職するから、そちらに変更してもらえないか』と頼まれました」  しかし、持病を抱えている笹島さんにとって、今入っている保険を解約して新しく加入することは難しい。 「私は担当者に、『通院しているから今は新しい保険には変更できない』と断りました。その際、なぜかB先生の話題になりました」 「それは個人情報なので口外してはいけない内容では?」と思いつつも、B先生の毎月の生命保険料の合計支払額に驚愕してしまったという。 「なんと、毎月20万円だそうです。一般庶民がその額を生命保険に支払ったら、それこそ生命の危機だというのに……」  笹島さんは、「一般庶民との金銭感覚の違いを思い知らされた」と本音を吐露した。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ