更新日:2025年01月14日 08:10
恋愛・結婚

「妻と知らない男」の“一糸まとわぬ姿”の写真が家族共用のタブレットに表示され…その後、疑念が確信になったメールの内容とは

タブレットに同期された写真に写っていたのは…

元太さんは「思わぬ形で嫁の『裏切り』と知ってしまいました」と苦虫を噛み潰します。きっかけはタブレットに同期された一枚の写真でした。元太さんの自宅には一台のタブレット端末があり、基本的には娘さんが勉強するために使っていました。娘さん自身はアカウントを持っておらず、アカウントは妻の状態でした。 そんななか、タブレットの写真フォルダに「おかしな写真」が表示されたのです。娘さんが元太さんに「これ!」と知らせてきたのですが、写真の右下には雲のマークが。筆者は「これは別の端末から同期された証ですよ」と指摘しました。元太さんは「やっぱり!」という表情を浮かべますが、明らかに娘さんが撮った写真ではありません。筆者は元太さんに写真を見せてもらいました。 写真の詳細ですが、背景は旅館の一室という感じ。そこに映っていたのは妻らしき女性と「知らない男性」のツーショット。二人ともカメラに向かってピースサインをとっています。筆者は「男性の右腕が途中で切れているので、男性が自撮りしたのでしょう」と解説しました。

男性からのメールが目に入ってしまった

問題は妻の姿です。二人は肩から上しか映っていませんでしたが、どちらも両肩が露わな状態。少なくとも上半身は一糸まとわぬ姿だろうことは想像できました。つまり、行為の後であることは想像に難くありませんでした。 元太さんは娘さんに「分かった。ありがとう」と言うと、写真が表示されている画面を自分のスマホで撮影し、端末から削除したうえで返したのです。この写真は限りなく疑わしいけれど、かなり薄暗かったので、間違いなく妻本人だと言い切れません。元太さんが妻に「これはお前なのか?」と聞き出すタイミングを逸したまま、また別の問題が発生します。 自宅のリビングで元太さん、妻、娘さんの三人がくつろいでいたところ、妻はスマホを持たずテーブルに置いたまま、トイレに。妻がトイレにいるタイミングでスマホの着信音が鳴り、ロック画面に通知が表示されたのです。 元太さんは「ショートメールの受信でした」と振り返ります。「箱根楽しかったね。『俺』も一緒になれて幸せだったね」と表示されていたそうで……。その後の内容は通知だけでは分かりませんでした。内容的には送信主が女友達でもおかしくはありませんが、一人称が「俺」なので明らかに男性です。もし、旅館のツーショット写真の男性が送信主なら辻褄が合ってしまいます。
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妻がトイレに行っている間に携帯番号を暗記
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1980年生まれ。国学院大学卒。行政書士・FP。男の離婚に特化し開業。6年目で相談7千件、「離婚サポートnet」会員は6千人を突破。「ノンストップ」(フジテレビ)、「ホンマでっかTV」(フジテレビ)、「市民のミカタ」などに出演。著書は「男のための最強離婚術」(7刷)「男の離婚」(4刷)など11冊。X:@yukihiko55 ブログ:法律でメシを食う若造のブログ Facebook:yukihiko.tsuyuki
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