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ラブホテル清掃員が目撃した惨劇、男性客の利用後に「布団から“女性の髪の毛”がはみ出ていて…」

浴槽にあった大量の“モノ”

ホテル

※写真はイメージです

 代田聡さん(仮名・30代)は、ラブホの清掃担当として働いていた。寒い日の唯一の楽しみは、“お風呂場の掃除”だったそうだ。理由は、掃除中に冷えた手足を温められるからだという。  その日も、お風呂掃除をしようとした代田さん。扉を開けた瞬間、目の前に広がっていたのは“驚くべき光景”だった。 「浴槽には大量の汚物が広がっていて、想像を絶するような状況でしたね。このような現場の掃除はとてもショックでした」  代田さんはすぐに主任を呼び、助けを求めた。 「主任は顔色ひとつ変えずに、マスクとゴム手袋を着けて、“慣れた様子”で片づけをはじめました」

事後の部屋には“人間の本性”が現れる

 他人の事後の部屋なんて見たくはないと思うかもしれないが、代田さんは「人間の本性が現れる」という。  ゴムが落ちていたり、シーツが血だらけだったりすることもあるそうだが、“ほとんどの客が軽く片づけて帰る”印象だったため、この日の惨劇は、逃げ出したくなるほどだったようだ。 「ラブホの仕事で学んだのは、人は見かけによらないということです。事務所には、防犯カメラの映像が流れているのですが、部屋に入る前の印象と事後の清掃現場から、人の見た目と実際の行動にはギャップがあると思いました。まったく後始末をしてくれていない場合もあるので……」 <取材・文/資産もとお>
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